女子78キロ級 濱田尚里 サンボ仕込み得意の寝技で目指す金メダル【五輪柔道】
濱田尚里 Photo:Itaru Chiba
女子78キロ級代表の濱田尚里(しょうり・自衛隊体育学校)は遅咲きの花。
柔道は地元鹿児島県霧島市の柔道クラブで10歳から始めているが、五輪出場は自衛隊に入隊してから意識し始めた。
「少しずつ全国や世界の大会で結果を残せるようになり、次第に五輪に出たいという気持ちが芽生えてきました」
得意技は寝技。いまや国際大会で濱田が寝技の体勢に入ると、場内からどよめきが起こるほど浸透している。
濱田尚里 Photo:Itaru Chiba
その寝技のスキルを活かし、ロシアの格闘技「サンボ」の世界選手権で優勝したことも。
とはいえ、寝技を本格的に始めたのも遅く高1からだった。
「いろいろな技ができるわけではない。いまやっている形(寝技)が一番シンプルで自分でもできると思いました」
最近は立ち技の技術も格段に向上。とりわけ足技の技術は目ざましい進歩を遂げているので、対戦相手にとっては驚異だろう。
初めての五輪という大舞台で、濱田は"しょうり"を収めることができるか。