3代続けての天皇賞制覇を達成 メジロマックイーン「クラシックよりも天皇賞」継承されたメジロ牧場のイズム

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2025.5.4


第103回 天皇賞・春 武豊騎手騎乗のメジロマックイーンが優勝(c)SANKEI

淀の長丁場には、その馬の生き様が現れているような気がする。歴代の春天勝ち馬を見ると、不思議とそんな気がしてくる。

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例えば1991年と1992年の春天を勝利したメジロマックイーン。

「クラシックよりも天皇賞」を標榜した馬づくりで知られたメジロ牧場のイズムがそのまま継承され、祖父、父に続いて3代続けての天皇賞制覇を達成。

翌年には世紀の一戦と称されたトウカイテイオーとの一騎打ちも天皇賞への想いの強さで突き抜け史上初となる春天連覇を達成した。

そんなメジロマックイーンを破ったライスシャワーもまた、このレースを愛してやまないステイヤーだった。

菊花賞でミホノブルボンを破って三冠を阻止すると、4歳時に挑んだ春天では3連覇を目指したメジロマックイーンを相手に勝利した。

スターホース2頭を破ったことで一気にヒール役となった彼だったが、復活を期した5歳時の春天は自分の持てる力のすべてを振り絞って勝利。その走りはこの馬の生き様が込められていた。

時代が令和に入っても、春天の傾向は変わらない。昨年の勝ち馬、テーオーロイヤルもそうだった。

初勝利を挙げて以来、2200mより短い距離のレースを走ったことがないという生粋のステイヤーで昨年の春天前はステイヤーズS(GII)、ダイヤモンドS(GIII)、阪神大賞典(GIII)と3戦連続で3000m超えの重賞を走り、その合計はなんと10,000mにも達する。

それだけ走った後だというのに3200mの長丁場を走り抜いて勝利した。まるで「長丁場は自分の生きる場所」と言わんばかりに。

年々希少になっていく3000m超えのビッグレース。それだけにいかに想いが強いかがこのレースの勝敗に大きく左右している気がしてならない。

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