カーショー 史上20人目の3000奪三振の偉業達成!両軍ベンチ、満員のファンが称える

野球

2025.7.3

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    クレイトン・カーショー PHOTO:Getty Images

    <2025年7月2日(日本時間3日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 シカゴ・ホワイトソックス@ドジャー・スタジアム>

    ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)がメジャー史上20人目の3000奪三振の偉業を達成した。現役ではジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)、マックス・シャーザー(ブルージェイズ)に次ぎ3人目。

    この日100球目となった偉業への1球は直球でも自慢の大きく割れるカーブでもなく、85.3マイル(約137キロ)のスライダーだった。

    外角低めに決まる見事な1球にカプラのバットはピクリとも動かず、ストライクアウトのコールが響いた瞬間、53,536人のファンから地鳴りのような大歓声が沸き起こった。

    展開からか、ガッツポーズもなく淡々とマウンドを降りるカーショーだったが、ベンチから促すロバーツ監督に応え、通算216勝左腕は帽子をとり、左手を挙げファンに応えた。

    スタンドでは家族が拍手を送り、ド軍ベンチ、ブルペンだけでなく敵軍ベンチとブルペンも総立ちで偉業を称える光景は感動的であり、ベンチ内ではハグで称える大谷の姿もあった。

    カーショー投手コメント

    本当にすべてが素晴らしかった。これ以上は望めなかったと言っていい。グラウンドに立てたこと自体が、ただただ楽しかった。

    5回の時点で、あと1つ三振を取ればよかったので、そこで1つ取れたのはありがたかった。ただ、実際に「三振を狙う」となると意外と難しいものである。今までそういう状況に立ったことがなかったから苦労した。

    ホワイトソックスの打者たちも簡単には打ち取らせてくれなかった。非常にタフな夜であったが、最後にフリーマンが決めてくれて、ファンのリアクションも含めて、本当に最高の形で終えることができた。

    6回に再びマウンドに出たときの歓声は、自分にとっても特別な瞬間の一つになった。本当に感謝の気持ちでいっぱいである。チームメートにも感謝している。個人の記録というものは素晴らしいものだが、誰かと一緒に祝えるからこそ、その価値があると思う。ロッカールームには仲間、コーチ、トレーナー、フロントスタッフがいて、皆が一緒に喜んでくれた。そのことが何よりも嬉しかった。

    ロバーツ監督 コメント

    ―― カーショー投手の3000奪三振について
    カーショーが最後にマウンドに戻ったときは私も希望を持っていた。5回までで2三振と、奪三振は伸びていなかったし、球数もかさんでいたが、ここドジャー・スタジアムでその瞬間を迎えさせてあげたかった。ファンも初球から熱気を示していたし、何としても彼にそのチャンスを与えたかった。

    最後の打者、スライダーではなかったが見逃し三振を取ることができた。彼の表情からも、三振への強い執念が伝わってきた。おそらく、最初の14~15人の打者のうち、10人くらいは2ストライクまで追い込んでいたのではないか。それでも最後の1球が決まらなかった。だが、最後のアウトで達成できたことに意味がある。ファンと一緒に祝福できる時間を持てたのだから。

    ホワイトソックスのベナブル監督、審判団にも感謝したい。彼らが時間を取ってくれたことで、カーショーのための場面がしっかり演出された。本当に素晴らしい瞬間であり、カーショーのために嬉しく思う。

    サイ・ヤング賞など、カーショーには多くの実績があるが、3000奪三振は別格だ。そこには長い時間、数多くの苦難、手術、リハビリ、悔しさ、涙があった。それでも立ち向かい、戻ってきて、登板を続けるというのは非常に困難なことだ。私自身、その後半の道のりに関われたことに感謝している。

    ―― 抱擁について
    我々は共に多くを経験してきた。ユニフォームを着た中では、私が最も長く彼と時間を共にしてきた1人だと思う。だから、あの抱擁にはそれだけの意味が込められていた。

    ―― 試合中の雰囲気は
    試合中はノーヒッターのような雰囲気だった。私はほとんど彼と目を合わせなかったし、言葉も交わさなかった。何とかこの試合で達成させてあげたい、そう願いながらベンチにいた。

    ―― カーショー投手はこの時代の最高の投手か
    そうだ。防御率(2.51)、三振数(3000)、勝利数(216)、2度のワールドシリーズ制覇などこれらを総合して、カーショーこそこの時代を代表する投手だと考える。

    ―― 最も印象に残ることは?
    彼の「準備の一貫性」だ。オールスター、サイ・ヤング、MVP、ワールドシリーズ、何度も契約を勝ち取っても、彼の準備の姿勢は一度も変わらなかった。試合前のスプリント(ダッシュ)、ウエートトレーニング、ドライワーク(シャドーピッチング、メディシンボール投げなど)。彼は明日も間違いなく左翼で120フィートのダッシュをしているだろう。それを18年間続けてきたという事実こそ、彼のすごさを象徴している。言葉では言い表せないが、本当に敬意を表したい。



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