大谷翔平 元エンゼルス監督ネビン氏と再会「あの日のことは誰も忘れない」

大谷翔平 PHOTO:aflo
<2025年7月2日(日本時間3日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 シカゴ・ホワイトソックス@ドジャー・スタジアム>
この日の試合前、ドジャース・大谷翔平選手(30)のキャッチボールをじっと見つめる男がいた。元エンゼルス監督、現ホワイトソックス選手育成特別補佐のフィル・ネビン氏(54)だった。
終了後、大谷は笑顔で歩み寄り熱い抱擁。旧交を温める時間が続いた。
ネビン氏は「元教え子たちに会えるのは嬉しいこと。翔平はその中でも特別な存在」と語り、昨夜の30号本塁打はホワイトソックスのベンチサイド付近から観戦し「あの角度からのホームランは見慣れているが、今は相手チームの一員として見るのが少し複雑」と苦笑した。
大谷とはいくつもの思い出がある。その中でネビン氏は忘れられない24時間を挙げた。23年7月27日から28日にかけてのことだ。「あの日のことは誰も忘れないだろう。デトロイトで完封勝利を挙げた後、ダブルヘッダーの第2試合で2本塁打を放った日だ。その後トロントに向かい、『今日は休ませた方がいい』と誰もが言ったにもかかわらず、最初の打席でホームランを打った。その24時間は、個人としての最も印象的なパフォーマンスだったと断言できる。」
今季はネビン氏のもとでプレーした23年シーズン以来の二刀流。ケガから復活した可愛い元教え子にエールを贈った。「彼が野球のフィールドで成し遂げることにもはや驚きはない。彼のすべてのプレーが注目され、テレビで報道されている。その重圧の中で、あれほど高いレベルでパフォーマンスできることこそが、本当にすごいこと。彼のように世界的な注目を浴びながら、それに応え続ける選手は非常に稀だ。自分はアーロン・ジャッジとも4年間共に過ごしたが、翔平と同じように特別な存在だ。」
また、ネビン氏の長男・タイラーは現在西武ライオンズで活躍中。先日、日本を訪れたそうで「寿司をたくさん食べた。こちらに戻ってきた、同じ味にめぐり会えない」と苦笑。すっかり日本通にもなったようだ。
ネビン氏コメント
―― 大谷の再会について
よかった。しばらく会っていなかったので、会えて本当によかった。デーブ・ロバーツとは親しい友人であるが、やはり翔平に会えたのは特別であった。元教え子たちに会えるのは嬉しいことだが、翔平はその中でも特別な存在である。
―― 大谷とは久しぶりの再会だったか
いや、話はしていた。スプリングトレーニングでは会っていた。自分の息子がドジャースのマイナーにいるので、そのときに翔平にも会った。ただ、それ以来になる。
―― 大谷の活躍について
とても多くのものを得ていると思う。昨夜はベンチの向こう側に座っていて、彼の姿を見るのはいつもと違う角度だったが、彼が今、幸せであることが何より嬉しい。優勝を狙えるチームにいて、昨年ワールドシリーズで勝ったのを見た時は、本当に興奮した。彼があの舞台をどれだけ望んでいたかを知っているので、自宅のソファでその瞬間を見守れて非常に幸せだった。
―― 大谷は102マイルも投げた
いや、全く驚かない。今や彼のフィールド上での活躍には誰も驚かない。それだけの選手である。人々は"慣れっこ"になってしまっているが、それでも彼の一つひとつのプレーには価値がある。彼がこの2年間、ケガからのリハビリにどれだけ努力してきたかを知っているから、健康にプレーしている姿を見られることが本当に嬉しい。
―― 息子である西武のタイラー・ネビン選手の日本での生活はどうか?
とても順調である。日本でのプレーが楽しいようで、契約も2年延長した。よく連絡も取り合っている。開幕シリーズも現地で観戦したし、9月にも再び行く予定だ。かつては選手として、また大学時代やオールスターチームの一員として日本を訪れたが、今回はしっかりと街を楽しめた。家族と一緒に行けたのも特別だった。寿司をたくさん食べた。こちらに戻ってきたら、もう同じ味がしない(笑)。
―― 大谷との会話ではどんな話を
お互いに近況を話しただけだよ。翔平は自分の息子のことを聞いてきたし、自分も孫が一人、そしてもう二人増える予定であることを伝えた。家族のことなど、ずっと話せていなかったことをゆっくり語り合えた。
―― 昨夜のホームランは見たか?
ああ、ベンチのすぐそばから見た。あの角度からのホームランは見慣れているが、今は相手チームの一員として見るのが少し複雑である。
―― これから大谷が何を成し遂げると予想するか?
彼が野球のフィールドで成し遂げることに、もはや驚きはない。彼のすべてのプレーが注目され、テレビで報道されている。その重圧の中で、あれほど高いレベルでパフォーマンスできることこそが、本当にすごいことである。彼のように世界的な注目を浴びながら、それに応え続ける選手は非常に稀だ。自分はアーロン・ジャッジとも4年間共に過ごしたが、翔平と同じように特別な存在だった。彼らと共に過ごせたことは大きな喜びであり、学びでもあった。コーチも選手も、お互いから学び合うものである。翔平の取り組み姿勢は本当に印象的だ。
―― 特に印象に残っている翔平の1日を挙げると?
あの日のことは誰も忘れないだろう。デトロイトで完封勝利を挙げた後、ダブルヘッダーの第2試合で2本塁打を放った日である。その後トロントに向かい、「今日は休ませた方がいい」と誰もが言ったにもかかわらず、最初の打席でホームランを打った。その24時間は、個人としての最も印象的なパフォーマンスであったと断言できる。
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