崖っぷちのブルワーズ マーフィー監督 先発の大谷翔平に「彼らはオオタニと戦うのではなくボールと戦う。ベストを尽くすだけ」

野球

2025.10.18

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    ブルワーズ・マーフィー監督 PHOTO:Getty Images

    <2025年10月17日(金)(日本時間18日)MLBリーグチャンピオンシリーズ ロサンゼルス・ドジャース対ミルウォーキー・ブリュワーズ@ドジャー・スタジアム>

    0勝3敗と崖っぷちに立たされたミルウォーキー・ブルワーズのパット・マーフィー監督が、第4戦を前に会見に臨み、伝説的監督からの激励の電話を明かした。

    「"小さなことをやれ。小さなことが今夜の勝利につながる"と言われた。『今夜4試合勝つことはできないが、1試合は勝てる。だから今夜勝て』とね」──マーフィー監督は笑みを交えながらも、チームにとって一戦必勝の精神で臨む覚悟を語った。


    マーフィー監督は、チームに向けて「リラックスして、自由にプレーすること」というメッセージを伝え続けている。

    「硬くなっても助けにはならない。ただリラックスし、自分たちのプレーを理解することが大切だ。リラックスしていることと、気を抜くことを混同してはいけない」と強調。

    試合前には、「チームは今こそ自分たちらしい野球を取り戻す時だ」と語り、精神面での切り替えを呼びかけた。

    今夜の先発は、ベテラン右腕ホセ・キンタナ。昨年も"負ければ終わり"の試合で登板した経験がある。

    「彼に任せるのは簡単な決断だ。経験豊富で、この状況を理解している。今日を楽しみにしているよ」と信頼を寄せた。

    また、打順の変更について問われると、「上位6人は変わらない。0勝3敗だからといって新しいことを試すつもりはない。基本的には同じラインナップだ」と、極端な動揺を見せることなく落ち着いた口調で答えた。

    対戦相手・ドジャースの先発は大谷翔平(31)。

    ブルワーズの多くの打者にとって初対戦となるが、マーフィー監督は「彼らはオオタニと戦うのではなく、ボールと戦うのだ」と話した。

    「対戦経験がないのは確かに投手に有利だが、我々の選手たちは170試合を戦ってきた。ボールを見て、一球一球に勝負する。それがすべてだ」

    さらに、マーフィー監督は2004年のレッドソックスの奇跡の逆転劇に言及。

    「もちろん覚えている。スポーツ界には多くの逆転劇がある。すべては"一球"から始まるんだ」と語り、「我々もその第一歩を踏み出す」と力を込めた。

    一方で、シリーズ中に何度もチームを苦しめてきたドジャースの主将ムーキー・ベッツについても言葉を惜しまなかった。

    「彼は今、地球上で最高の野球選手かもしれない。外野からショートを守るなんて普通はあり得ない。ステフィン・カリーが"パワーフォワードをやる"と言って本当に成功するようなものだ。彼がMVPを取るべきだと私は思う」と賛辞を送った。

    シリーズは3勝0敗とドジャースが圧倒的優位に立つ中、ブルワーズは背水の陣。

    マーフィー監督は最後にこう締めくくった。

    「体面を保つためにここにいるわけじゃない。目的はただ一つ、勝つことだ。信じられないシーズンを過ごしてきたチームが、まだ終わっていないことを証明する時だ」

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