ロバーツ監督「史上最高の試合の一つだった」延長18回の死闘を制した指揮官が語る大谷翔平への究極のリスペクト
2025.10.29
ロバーツ監督 PHOTO:Getty Images
<2025年10月27日(現地時間)=ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム>
延長18回、6時間を超える歴史的なワールドシリーズ第3戦。最後はフレディ・フリーマンのサヨナラ弾で勝利をつかみ、ドジャースが6−5でブルージェイズを下した。
試合後、デーブ・ロバーツ監督が記者会見に臨み、壮絶な一戦を「史上最高の試合のひとつ」と表現。選手たちへの称賛とともに、ヒーローたちの奮闘、そして大谷翔平の存在の大きさを語った。
ロバーツ監督は開口一番、「感情的に完全に消耗しました」と苦笑いを浮かべた。
「ヒーローがたくさんいました。もちろんフレディが試合に感嘆符を打ちましたが、ウィル・クライン、エドガルド・ロブレスキー、そしてクレイトン(カーショウ)も3イニングを肩を作って登板してくれた。全員が素晴らしい夜を過ごした。相手も全力で戦ったが、我々にはフレディがいた。彼らを本当に誇りに思います」と、選手たちの総力戦を讃えた。
この日、大谷翔平(31)は4打数4安打2本塁打、4度の申告敬遠と1四球で全9打席出塁。
ポストシーズン通算11本塁打の新記録を樹立し、ブルージェイズの指揮官ジョン・シュナイダーからも「彼には四球が増えるだろう」と警戒される存在となった。
ロバーツ監督も、「彼は地球上で最高の選手だ。昨夜の打撃を見れば、誰も彼に勝負したくないだろう」と相手の敬遠策を理解を示しつつも、「幸いにも彼の後ろにはまだ仕事ができる選手たちがいる」と、チームの厚みを強調した。
また、監督は選手たちの疲労についても言及した。
「ウィル・スミスは18イニングも捕った。テイラーやフレディもホームラン級の当たりを何本も打っていた。マリンレイヤー(海霧)の影響でボールが伸びなかったが、誰も諦めなかった」と、極限状態でも戦い抜いた姿を称えた。
さらに話題は大谷翔平とバリー・ボンズの比較にも及んだ。
「バリーは私が見た中で最高の打者だが、この時代においては彼(大谷)か、あるいはアーロン・ジャッジだろう。彼に対して取られたような敬遠策は"究極のリスペクト"だ」と断言した。
投手陣についても、指揮官は"全員総動員"を誇りに語った。
「ヤマモトは休みを挟んでいたが、最後のイニングで投げる準備をしていた。彼が必要なら投げてもらうつもりだった。選手たちはチャンピオンになるために、すべてを懸けている」と熱く語った。
最後に、翌日の第4戦で先発予定の大谷翔平について問われると、「彼は疲れている。今夜は8回か9回出塁してベースを走り回っていたからね。でも、準備はできている。彼は明日マウンドに上がる」と笑みを見せた。
壮絶な一戦を制したドジャースは、これでシリーズ2勝1敗とリード。ロバーツ監督は「まだ終わりじゃない。だが、今夜のチームは最高だった」と言葉を締めくくった。
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