フリーマンがサヨナラ弾 6時間超えの死闘に決着「山本を登板させないために打席に向かった」
2025.10.29
18回裏にサヨナラホームランを放ったフリーマン PHOTO:Getty Images
<2025年10月27日(月)(日本時間28日)MLBワールドシリーズ ロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズ@ドジャー・スタジアム>
ワールドシリーズ第3戦は、延長18回・6時間超えの歴史的な死闘となった。ロサンゼルス・ドジャースは最後、フレディ・フリーマンの一発でサヨナラ勝ち。シリーズを2勝1敗とリードした。
試合後、フリーマンは会見に応じ、「山本(由伸)を登板させないために打席に向かった」と笑顔を見せつつ、チーム全体の粘りと大谷翔平の驚異的な活躍に敬意を表した。
試合は延長に入っても互いに譲らない展開。打線はブルージェイズの継投陣に苦しみ、18回に入っても勝負がつかなかった。
そんな中での劇的な一発。「3-2のカウントから良いスイングができた。疲れはなかった。精神的には消耗していたけれど、ブルペンの投球を見て何度も気合が入った」とフリーマンは振り返る。
好機で何度も快打がフェンスに阻まれたが、フリーマンは焦ることはなかった。
「バットの芯で捉えられていたからイライラはしていません。続けていれば結果は出ると分かっていました」と冷静に話す。その言葉通り、18回裏の打席で見事に打球をスタンドへ運んだ。
試合中、ブルペンでは山本由伸投手(27)が中1日で登板に備えて肩を作っていた。
フリーマンは「彼がウォームアップしているのを見て、"ああ、彼を試合に出させないようにしないと"と思った」と語る。「彼がそうしてくれる姿勢こそ、僕らがどんなチームかを示している」と、仲間の覚悟に感謝の言葉を添えた。
そしてもう一人、称えずにはいられない存在がいた。1番DHで出場し、4安打2本塁打、4申告敬遠を含む9出塁の大谷翔平だ。
フリーマンは「ショウヘイを表現する言葉はもうない。彼はユニコーンだ」と笑い、「9回出塁して、明日の先発投手でもある。彼は本当に信じられない」と目を細めた。
2年連続のサヨナラ本塁打を放ったフリーマンは、「子供の頃に夢見たようなことが現実になっている」と語り、「また翔平がマウンドに上がる明日が楽しみだ」と締めくくった。
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