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2017.05.21

【世界卓球2017】早田ひなインタビュー「自分たちのプレーをすることを一番の目標に」


「世界卓球2017ドイツ」(世界選手権デュッセルドルフ大会)」が5月29日~6月5日の日程で開催される。毎年、個人戦と団体戦が交互に行われる同大会は今年、個人戦を実施。

リオ五輪の活躍の勢いそのままに、シングルス、ダブルス、混合ダブルス、「3種目全部でメダル獲得」を目標に掲げる日本代表選手に、「世界卓球2017」の意気込みを語ってもらった。


早田ひなインタビュー【世界卓球2017】
※女子ダブルス出場

―― 世界卓球、初めての代表です。自己紹介をお願いします。

 希望が丘高校2年の早田ひなです。よろしくお願いします。(笑)。今、16歳です。


―― いきなり全然関係ないこと聞きますけれども、卓球以外の趣味、好きなことは何ですか。

 一番は、音楽を聞くことがすごい好きで、部屋でもずっとイヤホンして音楽を聞いているんで、コンコンって来ても気づかない。で、LINEが来て、「あっ、ヤバい!」みたいな、最近、よくなっているんですけど。1人の時間がすごい好きなので、ずっと音楽を聞いていたり。最近は、足も悪くしていたので、すごい卓球をしたいという気持ちから、卓球の中国選手のトップ級のプレーだったり、試合を結構見るようになりました。


―― 自分の性格を分析すると、どんな人。

 うーん...。いい意味で言うと、明るくて、笑ったりとか、ノリがいいみたいな感じなんですけど、悪い意味で言うと、すごい雑というか、大ざっぱ。

 それが卓球のプレーに出ていることもあって、専属コーチにそういうことで怒られたりというのはよくあるんですけど。でも、そういう自分の性格を生かしたプレーというのは、やっぱりなくしてはいけないと思っているので、そこは継続というか、この明るいままいって、気をつけるところは気をつけてというのは意識していきたいなと思っています。


―― 卓球を始めたきっかけは。

 おばあちゃんが卓球をやっているんですけど、お姉ちゃんが一番最初に卓球したいって言って、一緒に卓球クラブに行ったときに、自分もそのときついていって、おもしろそうだなと思って、お母さんに自分もやると言って始めました。


―― 小さいころ、始めたころは、今みたいに日本代表になれると自分で思っていましたか。

 いや、もうそのときは卓球をするのがただ楽しいだけでやっていたので、そんなことは考えたことなかったですし。同学年に(平野)美宇ちゃん、(伊藤)美誠ちゃん、2人強い選手がいて、バンビのときとか、もう2人は決勝で戦っていたりとかしていたけど、自分は予選リーグを上がって1回戦で負けたりとか、もうほんとに全然そういうところを目指している感じじゃなかったので、ただ卓球をやりたいという感じでした。


―― 一足先に活躍していた同学年の2人(平野美宇、伊藤美誠)を見て、どういうふうに思っていた。

 世界卓球とか、オリンピックとか、全部テレビで見ることが普通みたいな感じだったので、いつか出たいなというのはすごいあったんですけど、自分の「今の実力では勝てないな」というのはすごい思ったので、そこはやっぱり2人がいて、自分も負けずに頑張ろうというのはすごい、何回も思いました。


―― 今回、初めて一緒に世界卓球の代表になりましたが、今の意識はどうですか。

 今年の全日本選手権でいい結果を出すことができなかったので、今回、世界卓球にダブルスの代表で選ばれたんですけど、(伊藤)美誠ちゃんに自分と組みたいと言ってもらえたので、組ませてもらえることができたんです。ほんとうだったら自分の実力でシングルに出場したかったというのはすごいあって。美宇、美誠は2人ともシングルもダブルスも出るので、そこはやっぱり自分はまだまだだなと思ったんですけど、ダブルスだけでも経験させてもらえるので、それはすごい美誠ちゃんには感謝していますし、足を引っ張らないように頑張りたいです。


―― 2人は超えていかなければいけない存在でもあると思うんですが。

 いずれは超えなきゃいけない存在だとは思うんですけど、今の段階で考えると、やっぱり2人には追いついていないところがたくさんあるので、いろいろな課題を克服して、最後に追い抜けたらいいな というのは思っています。


―― ここだったら勝っていると思う卓球のポイントは。

 運動神経は悪いほうではないので、スピードの速さだったり、フットワーク力だったり、フォワーハンドの1発のパワーというのは負けてないかなと思います。


―― 早田選手の卓球のスタイル、強みは。

 ラリーになったときのぶち抜く力を持っているので、その前にやっぱりサーブレシーブというのが絶対にあるので、そこをしっかり自分の課題として克服できるように頑張って、自分の得意な中陣からの両ハンドのプレーにつながればいいかなというのは思っています。


―― 身長もすごく伸びていますね。

 今は、166センチです。(笑)でも、168センチ欲しいんです。


―― 身長は早田選手の武器と思いますが。

 手足の長さとか、そういうのは自分、結構得しているかなというのはあるので、そこを生かして、丁寧選手みたいに、左右に振られても手を伸ばして届くようになればいいなと思います。


―― やはり参考にしているスタイル、目標にしているスタイルというのは丁寧選手。

 劉詩ブン選手みたいに前でやる卓球ではないので、ちょっと中陣に下がって両ハンドで打っていく選手のプレーを見て、いつも勉強しています。


―― 丁寧選手は憧れの選手だったりするんですか。

 そうですね。1回、練習相手を頼まれたことがあって、緊張し過ぎて、、、。丁寧選手からもっと打っていいよと言われて、自分の全力で打つんですけど、それでもすごい返ってくるので、やっぱり違うなというのは思いました。


―― 伊藤美誠選手とのダブルス。ペアの強み、特徴は。

 美誠が前で打点の速いプレーで相手を揺さぶって、相手が逆をつかれて、チャンスボールになったところを自分がしとめるというような流れなんですけど、お互いに打てるときはすごい打つので、そこは相手がやっぱり怖いところでもあるかなというのはあります。

 美誠は、すごい、レシーブのサインがあるんですけど、出していて、何か違うことでパーンっていきなり打ったりとか、えっ!? みたいな。でも、それが入るから、自分がびっくりしちゃって。自分、そんなことやらないから、もうほんとにあの頭の回転の速さはすごいなというのは、いつも試合をしていて思います。


―― ダブルスを組むようになって、性格的な部分はお互いにどうですか。

 性格的にはすごい、一緒じゃないですけど、明るいし、すごいノリもよくて、いいボールが入ったときにはすごい2人でガッツポーズして喜んだりとか、そういうところはすごい似ているなというのは思うので、やりやすいです。

 自分と違うところは、競ったときに思い切って、もうここって決めたら絶対に打ちに行ったりという決断がすごい早いので、そこはほんとにすごいなというのはいつも思っていますし、戦術の組み立てもすごくうまいです。


―― 世界卓球はダブルスで出場します。目標は。

 プロツアーも自分の膝の原因でダブルスを組めなかったり、世界卓球までの試合があんまりなかったりして、すごい美誠には迷惑かけているんですけど、自分たちのいいところが見せられれば、できれば一番いいかなというのは思っていて、結果というよりは、自分たちのお互いのいいプレーが試合で出せれば、それが一番いいかなというのは思っています。

 試合の結果というよりは、思い切ってやるというのが自分たちの目標です。でも、やっぱりそれでメダルをとれたら一番いいんですけど、やっぱりそういうのに、プレッシャーになっちゃったりというのがあんまり、自分たちにとってはいいプレーができなくなると思うんで、そういうことは試合のときは考えずに、自分たちのプレーをするということを一番の目標に、できればメダル、金メダルを目標に頑張りたいです。


―― 最後に。早田選手個人として、これから先どういう選手になっていきたいですか。

 今の憧れは丁寧選手なんですけど、やっぱり丁寧選手に憧れていたら丁寧選手に勝てなくて終わっちゃうので、そこはいずれ超えるということを前提に、目標にして頑張っていきたいです。

 あと東京オリンピックまで3年、そして代表が決まるのはあと2年しかないんですけど、自分より強い選手、たくさんいるんですけど、自分を見失わないようにしっかり頑張っていって、代表の2枠に入れたらいいなと思っています。

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