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2018.12.22

女子は早田ひなら4人、男子は若手の台頭含む5人が最終選考会へ<世界卓球2019日本代表1次選考会>

早田ひな(日本生命/希望が丘高校)

 宮城県仙台市の元気フィールド仙台(宮城野体育館)を舞台に12月18~20日に繰り広げられたITTF「世界卓球2019ハンガリー(個人戦)」<2019年4月21~28日/ブダペスト>の日本代表選手1次選考会で女子4人、男子5人が通過。男女計9人が最終選考会(2019年3月2~3日/LIONカップ 第23回ジャパントップ12/仙台市)へと駒を進めた。通過選手の顔ぶれは次の通り。

【神プレー】まるでテニスのプレー!? 卓球でまさかの両手バックハンド

<男子> ※( )内は所属と年齢
1位 吉村和弘(愛知工業大学/22)
2位 平野友樹(協和発酵キリン/26)
3位 宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園/17)
4位 松平賢二(協和発酵キリン/29)
5位 戸上隼輔(野田学園高校/17)

<女子>
1位 早田ひな(日本生命/希望が丘高校/18)
2位 加藤美優(日本ペイントホールディングス/19)
3位 森さくら(日本生命/22)
4位 笹尾明日香(早稲田大学/19)

 男女各20人が10人ずつA、Bブロックに分かれリーグ戦を行った1次選考会は女子(18~19日)から開始。前週、韓国・仁川のグランドファイナル女子ダブルスで優勝し帰国した足で仙台入りした早田ひな(日本生命/希望が丘高校)が唯一の全勝で1位通過を果たした。

 早田は現在、女子シングルス世界ランク34位と今回の出場者の中で3番手ながら、同22位で今大会女子トップの加藤美優(日本ペイントホールディングス)を順位決定戦で退けた。世界卓球2017ドイツ、世界卓球2018スウェーデンと2年連続で代表入りしている早田だが、いずれも協会推薦だったため、「自分の力で(出場権を)勝ち取って(世界卓球に)出たいという思いがある」と最終選考会にかける思いを口にしている。

平野友樹(協和発酵キリン)、吉村和弘(愛知工業大学)

 一方、男子は実力が拮抗し、ジュニア世代が日本代表の常連組やベテランを食う番狂わせもあった。そんな中、我慢のプレーで1位通過を果たしたのが吉村和弘(愛知工業大学)。吉村和といえば今シーズン、ワールドツアー・香港オープン男子シングルスでシニア初優勝を挙げ、Tリーグでも張本智和(JOCエリートアカデミー)を破るなど好調をキープしていた。「最終選考会は今回よりも過酷になると思う。より強い気持ちを持って頑張る」と意気込みを語った。

 若手で活躍が光ったのは宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)だ。世界ジュニア選手権ベンディゴ大会(12月2~9日)男子シングルスと団体で銀メダルを獲得した宇田は、この1次選考会にも勢いを持ち込み3位通過。Bブロックに入ったリーグ戦では1位通過の吉村和や格上の森薗政崇(岡山リベッツ)らを破る強さも見せた。17歳になってフィジカルが強くなるとともにメンタル面でも成長し、プレーに安定感が出てきた宇田。早い時期から期待されてきた未完の大器は、「強い選手にも勝つことができて自信になった。最終選考会で(世界卓球2019の)代表を狙うが相手は日本のトッププレーヤー。自分のプレーを100%出したい」と飛躍を誓っていた。

 さて、最終選考会の出場メンバーだが日本卓球協会発表の選考基準によれば、今回の1次選考会通過選手に加え、グランドファイナル男女シングルス出場選手と12月末時点のTリーグ最多勝選手(外国籍選手を除く)を合わせた男女各8人となる。ただし、グランドファイナルとジャパンオープンの男子シングルスで優勝した張本智和に関しては、すでに世界卓球2019ハンガリーの代表選手に内定している。

(文=高樹ミナ)

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