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2019.06.13

卓球 ジャパンOP開幕! 張本智和と伊藤美誠の大会連覇なるか!?

張本智和/伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba


 アジア3連戦のトリを飾るITTFワールドツアー・プラチナ「LION卓球ジャパンオープン荻村杯札幌大会」(6月12~16日/北海道立総合体育センター)が開幕した。中国オープン、香港オープンと転戦してきた日本の選手たちは大勢のファンが待つ母国開催とあって、今大会に懸ける思いもひとしお。中でも昨年の同大会でシングルス優勝を果たした張本智和(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)は大会連覇に向け燃えに燃えている。

 昨年の張本の優勝はセンセーショナルだった。2回戦で中国のサウスポー周雨を倒し、続く準々決勝では世界王者の馬龍を撃破。その勢いをかって決勝へ駒を進めると、今度はロンドン2012五輪男子シングルス金メダリストの張継科をフルゲームかつ大逆転で破る大金星を挙げてみせた。

張本智和/早田ひな Photo:Itaru Chiba


あれから1年。大きく成長し、現在世界ランク4位につける張本は今大会、馬龍や世界ランク1位の樊振東、同2位の許キン(ともに中国)らがいない側のドローの山に入った。同じ山には先週の香港オープン決勝で惜敗した世界ランク3位の林高遠(中国)がいるが、互いに勝ち上がっていった場合、準決勝で再び対戦する可能性が高く、そこでリベンジできれば香港オープンに次ぐ決勝進出、そしてジャパンオープン連覇も見えてくる。

その張本は早田ひな(日本生命)とペアを組む混合ダブルスにも出場しており、13日の予選を突破して決勝トーナメントに駒を進めている。

伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba


一方、香港オープン女子シングルス決勝で王芸迪(中国)にストレート負けを喫し涙した伊藤は気持ちを切り替え札幌に乗り込んだ。目下の課題は本人いわく「自分のプレーをさせてもらえない時にどうするか」。中国の徹底した伊藤対策を切り崩すには得意のサーブ・レシーブで先手を奪うことが必須。そのためサーブ・レシーブのさらなる強化に取り組んでいるところだが、その成果を発揮し、多彩なテクニックで相手を翻弄する伊藤本来のプレーが戻ることに期待したい。

ちなみに伊藤のドローは世界ランク1位の陳夢、同世代で世界ランク5位の王曼イクと同じ側の山に入った。石川佳純(全農)も同じ山におり、やはり対中国人戦が鍵を握る。そして反対側の山に入ったのは平野美宇(日本生命)だ。同じ山には第1シードで世界ランク3位の丁寧、同2位の劉詩ブン、同4位の朱雨玲ら中国の強豪が揃う。

 女子シングルスの展開を占う上でもう一点、加えておきたいのが孫穎莎(中国)の存在だ。4月の世界卓球2019ハンガリー(個人戦)の同種目3回戦で伊藤に圧勝した孫穎莎だが、世界ランクは18位のためジャパンオープンでは予選からの出場となっている。おそらく予選を勝ち上がってくるだろうと思われる孫穎莎が決勝トーナメントのドローでどこに入ってくるか? もし日本人選手が1回戦で対戦することになれば難敵であることは言うまでもない。

 注目のジャパンオープンは13日まで予選リーグ、14日から決勝トーナメントが行われる。

(文=高樹ミナ)

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