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2019.08.15

【卓球】東京五輪 日本代表争いは後半戦へ!ワールドツアー・ブルガリア、チェコの2連戦

左上から張本智和、水谷隼、丹羽孝希、伊藤美誠、平野美宇、石川佳純 Photo:Itaru Chiba


 2019年シーズン後半戦の始まりを告げるITTFワールドツアー「ブルガリアオープン」<8月13~18日/パナグリシュテ>が15日から本戦に入る。来週のチェコオープン<8月20日~25日/オロモウツ>を併せた2連戦は来夏に控えた東京2020五輪代表選考レースの後半戦の幕開けでもあり、代表争いに絡む日本人選手は皆一様にピリピリムードだ。

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 現時点における五輪代表選考レースの勢力図を整理してみよう。個人戦(シングルス)2枠、団体戦3枠の出場枠をめぐり、男子は世界ランク5位の張本智和(木下グループ)が日本人トップ。2番手に同10位の丹羽孝希(スヴェンソン)、3番手に同14位の水谷隼(木下グループ)が代表争いをリードし、これに同43位の吉村和弘(東京アート)、同48位の吉村真晴(名古屋ダイハツ)が続く。だが、日本代表内定選手が発表される2020年1月6日時点の世界ランクの有効ポイントを算出してみると、張本のトップは変わらないが、2番手に水谷、3番手に丹羽の順に入れ替わり、水谷と丹羽が個人戦の2枠目を争う形となっている。

 女子も同じように現状の世界ランクでは6位の石川佳純(全農)が日本人トップ、2 番手に同8位の伊藤美誠(スターツ)、3番手に同10位の平野美宇(日本生命)、これに同17位の佐藤瞳(ミキハウス)、同20位の芝田沙季(ミキハウス)が続くが、2020年1月6日時点での世界ランクの有効ポイントでは伊藤がトップ、2番手に平野、3番手に石川と入れ替わる。具体的なポイント数は次のとおり。

【2020年1月時点の有効ポイント】
■男子
1.張本智和 9535
2.水谷隼 7840
3.丹羽孝希 7690
■女子
1.伊藤美誠 10370
2.平野美宇 9590
3.石川佳純 9405

 この構図を踏まえブルガリアオープンは、中国の主力選手たちが米ロサンゼルスでの集合訓練のためエントリーしておらず、日本人選手にとってはポイント獲得の大きなチャンスとなっている。日本人対決も多く、男子シングルス1回戦では水谷と吉村和が対戦。この顔合わせは2017年の全日本選手権選手権決勝を思い起こす組み合わせとなった。当時は水谷に軍配が上がったが、今回はどうか。勝負の行方に注目したい。その他、第1シードの張本は中国の朱霖峰、丹羽はポルトガルのフレイタスと初戦を戦う。

 女子シングルスは早田ひな(日本生命)と橋本帆乃香(ミキハウス)が1回戦で日本人対決。早田は予選で中国人選手2人を立て続けに破り波に乗る。また佐藤と13歳の小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)がカットマン同士の日本人対決。第1シードの石川は同じ山に中国の木子と何卓佳がおり、1、2回戦を勝ち上がるといずれかと当たることとなり、手強い相手になりそうだ。その石川は今回、再び張本とペアを組み混合ダブルスにもエントリーしている。

(文=高樹ミナ)

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