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石川佳純「集大成」の大会でシングルス初戦突破【五輪卓球】

2021.07.26
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2021.07.26

石川佳純 Photo by Steph Chambers/Getty Images

東京オリンピック卓球競技<7月24日~8月6日> 3日目の7月26日、女子シングルス3回戦で石川佳純(第5シード/全農)が、オラワン(第49シード/タイ)をゲームカウント4-2で下し、4回戦に駒を進めた。

前回のリオ五輪同種目ではキムソンイ(北朝鮮)に敗れ、初戦敗退となった石川。その悪夢を拭い去るべく、自ら「集大成」と語る3度目のオリンピックがはじまった。

対戦相手のオラワンはラケットが買えないほど貧しい家庭に育ち、家族にもっと楽にさせたい思いで卓球を続けてきた選手で、2018年のタイオープン女子ダブルスで優勝している。

第1ゲーム、得意のフォアドライブを活かせる展開を何度も作って、常に主導権を握り攻める石川。台から下がっても自在にボールをさばいて、危なげなく11-5で先制する。

2ゲーム目はオラワンにバックサーブから、前陣でボールを強くはじくバックハンドを軸に押し込まれる。石川も両サイドにゆさぶりつつ迫るが、5-11で取り返される。

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石川佳純 写真:ロイター/アフロ

しかし第3ゲームの石川は、チキータと強化したバックハンドで前陣からどんどん押す。一方的に11-4で取り返すが、第4ゲームは再びオラワンのペース。ゆるいボールを送って待ちを外し、さらには急にサイドを切るボールを送る攻めに石川がリズムを崩し、6-11で奪われる。

ゲームカウント2-2となった5ゲーム目、石川は思い切って十八番のフォアドライブをクロスに何度もたたき込んで打開。バックハンドでミドルも厳しく突いて11-4で取る。

一気に決めたい第6ゲーム。石川はハーフロングのサーブでエースを取り、フォアドライブでオラワンのフォアを何度も突いてリード。途中8-7と一点差まで迫られるも、最後は打ち合いで勝り、11-8で勝ちきった。

世界ランク88位とは思えないうまさのオラワンを振り切った石川。4回戦ではポルカノバ(オーストリア)とバトラー(インド)の勝者と対戦する。

石川 試合後コメント

ー初戦を突破しました

石川:ホッとしています。リオのときと同じようにすごく苦しい展開だったんですけど、(初戦敗退した)5年前の経験が活きたと思います。

ー試合後は大きく手も上げました。どういった気持ちでしたか

石川:なかなか思ったように試合が進められなくて、相手の選手もすごくいいプレーをしてきて、自分自身少し押され気味だったときもあったんですけど、ゲームカウント2-2から自分のプレーだったりを盛り返して、流れに乗って行けたと思います。

ータイムアウトは何を確認したんでしょう

石川:タイムアウトのときはコーチから、レシーブに注意するようにっていうのと、自分のサーブからの展開のことを言われたので、流れはよかったんですけど、8-6になったときはすごく緊張しました。

ー次に向けて

石川:明日また試合ができるので、しっかり準備して、明日はいいプレーができるようにがんばります。

【東京オリンピック】
<女子シングルス3回戦>
石川佳純 4-2 オラワン(タイ)
11-5/5-11/11-4/6-11/11-4/11-8

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女子シングルスドロー(3回戦 ベスト32から)

東京2020 卓球競技 各種目日程

■東京2020 出場チーム・出場選手・ドロー

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