張本智和 Photo by Steph Chambers/Getty Images
東京オリンピック卓球競技<2021年7月24日~8月6日 東京体育館>
10日目の8月2日、男子団体戦1回戦で日本(張本・丹羽・水谷)がオーストラリアに1ゲームも許さず3-0で圧倒。危なげなくベスト8に駒を進めた。準々決勝はスウェーデンとアメリカの勝者と対戦する。
第1試合はダブルス。ここで世界的にも珍しい、水谷隼(木下グループ)/丹羽孝希(スヴェンソン)の左利き同士のペアがベールを脱ぐ。動きが重なりやすいとされるデメリットを乗り越えて、まずはフー・ホーミン/ヤン・シンに立ち向かう。
水谷隼/丹羽孝希 Photo by Steph Chambers/Getty Images
日本ペアはレシーブでチキータを多用し、早めに仕掛けるパターンで体が重なるシーンを減らす。お互いが前を横切る際にボールを打ちづらそうにする所もあったが、スムーズな立ち回りも多く見せる。
1、2ゲームを連取して3ゲーム目は8-8となるが、水谷が大きなロビングで相手のスマッシュミスを誘い得点。そのままゲームカウント3-0で快勝した。
第2試合はエース張本智和(木下グループ/世界ランク4位)が、パウエル(同250位)と対戦。ブロックのしぶといパウエルに対し、チキータレシーブから豪快なドライブをどんどん浴びせる張本。
1ゲーム目を9連続ポイントで取り、打ちミスの多かった第2ゲームも最後はバックハンドで奪う。第3ゲームも張本がストップレシーブからの組み立てで終盤に抜け出し、3-0のストレートで勝利。
第3試合は今大会のシングルス初出場となる水谷隼(世界ランク18位)がヤン・シン(同221位)。攻めと守りをシチュエーションごとに使い分ける、水谷らしい立ち回りで終始ゲームを掌握する。
逆モーションの攻撃、前陣でのドライブ。さらに後陣でのロビングからの大きなドライブで得点するなど、水谷が縦横無尽に強さを見せつける展開となる。
3ゲーム目はヤンもフォアのうまさで7-7と並ぶが、そのあとの1本で水谷の絶妙な流しフリックが決まる。そのまま11-9で逃げ切った。
まずオセアニアの雄・オーストラリアを一蹴した日本。次戦の準々決勝は、スウェーデンとアメリカの勝者と対戦する。
フー・ホーミン/ヤン・シン Photo by Steph Chambers/Getty Images
【東京オリンピック】
<男子団体1回戦>
日本 3-0 オーストラリア
※5試合制(3戦先勝)
<第1試合>
水谷隼/丹羽孝希 3-0 フー・ホーミン/ヤン・シン
11-7/11-3/11-8
<第2試合>
張本智和 3-0 パウエル
11-4/11-9/11-7
<第3試合>
水谷隼 3-0 ヤン・シン
11-4/11-1/11-9
<第4試合>
張本智和 - フー・ホーミン
<第5試合>
丹羽孝希 - パウエル