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中国
中国最大の都市、上海。
中国産の生鮮品が並ぶ市内のスーパーの一角にさまざまな洗剤が置かれていますが、そのなかに「野菜と果物専用」洗剤を発見しました。食への不安を象徴するように、残留農薬を洗うためのこの製品がいまや必需品となっている、とか。
一方で、日本の生鮮品の人気は上がるばかり。
たとえば青森産りんごは一個1600円。日本の10倍の値段ですが「味がいいし、品質も保証されている。安全性も高いし」。
日本食ブームも続いています。生で魚を食べる人も増え、マグロのトロも人気メニュー。上海市内では巨大魚市場の建設も進んでいます。
2008年、第2期工事が完成すると、東京・築地を上回りアジア最大となります。
3つの冷凍庫を有し、保管可能能力が4万3000トンというこの市場にいち早く目をつけたのが、長崎の水産卸業者。2008年2月、市場へ本格進出の予定。日本流の衛生管理を売り物に、生けすをつくり活き魚まで扱う計画だそう。
中国の消費の伸びにつれ、高級魚を食べる消費者も増えている背景と、玄海灘に近く、水産資源に恵まれた長崎という地理条件。ちなみに長崎近海の漁場では、年間500種類以上という豊富な魚が獲れます。
長崎では1箱7000〜8000円のアオリイカが、中国ではほぼ倍の値段になるといいます。魚離れが進む日本とは対照的です。
日本を代表する高級魚、ふぐも中国をめざしています。常温で長期保存できるフグの身の研究を進めているのはふぐどころ・下関の大学。まず、細菌が付きにくい独特の方法でフグをさばき、次に、取り出した身を火であぶり、表面全体を滅菌します。あぶる時間や方法に工夫し、加工に特別な薬品などはいっさい使いません。
芝教授「日本のように冷蔵流通が発展している国は少ないのです。無菌魚肉であれば、腐らないということで輸出にも向きます。おいしさに差は無く、技術的にはどんな魚でも可能です。ブリは既に可能になりました。次はマグロなどでも実現したいですね」




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