日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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201858 放送 第813

東京"新名所"ウォーズ

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都心で、大手デベロッパーの開発競争が繰り広げられている。「東急プラザ銀座」を開業させた東急不動産、「GINZA SIX」でコーディネート役を担った森ビル、丸の内の「三菱村」化を進める三菱地所・・・。そして3月末、日比谷エリアで三井不動産が「東京ミッドタウン日比谷」を開業させた。三井不動産の日比谷の開発にかける思いと、そこを舞台に新たな挑戦を始める企業を追う。

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放送内容詳細

都心で進む開発競争~東京・日比谷に「三井村」が出現?

日比谷は官庁街の「霞ケ関」、ビジネス拠点の「丸の内」、商業エリア「銀座」の結節点という、抜群のロケーションでありながら、劇場や映画館があるだけで、目立った商業施設がなかった。週末は閑散としていた。歴史を遡ると、ここにはかつて、「三井有楽町集会所」と呼ばれた大屋敷があり、三井財閥のグループ経営会議や方針を打ち合わせる場所として活用されていた。その後、その跡地に三信ビルディング(1930年竣工)と、東洋一と言われた日比谷三井ビルディング(1960年竣工)が建設。ミッドタウン日比谷は、その2棟の建て替えによって生まれ、三井不動産にとってゆかりの深い地と言える。同ビルは地上35階、地下4階、高さは192mで、丸の内の新丸ビルや八重洲のグラントウキョウのビルに匹敵する大きさ。多くの商業テナントが入り、都心では最大級のシネマコンプレックスも入居、オフィスフロアでは旭化成の本社移転が決まっている。銀座が景観上、高層ビルが建てられないエリアになっている上、皇居や日比谷公園と隣接しているため、ミッドタウン日比谷の存在感は際立っている。
だが、三井不動産の日比谷における野心は、この先にある。日本橋と同じような面展開も視野に入れての再開発だからだ。2007年、三井不動産は同じ日比谷エリアにある帝国ホテルの株式33.1%を取得。幹部同士で再開発の観点から勉強会を重ねている。さらに去年、帝国のホテルに隣接するオフィスビルも取得した。三井不動産にしてみれば、日比谷を面展開で一大再開発し、日本橋に次ぐ「第2の三井村」にすることがゴール目標だ。ミッドタウン日比谷に人を呼び寄せることができるか。社の命運を賭けた闘いに挑む。

最強の飲食街を作れ!女性営業マンの闘い

ミッドタウン日比谷に人を呼ぶための、目玉の一つが「飲食店」だ。初出店・初業態店が目白押し。「他には負けない力のある飲食店になった」と話すのは、30以上の店の誘致を担当した、村田麻未さん(38)。今回のミッションのため、世界を1周したという。村田流の普段の仕事をのぞいてみると、店のオーナーと出店交渉のため、週に3-4日は気になった店に行き、3-4件食べ回る。まるで「フードファイター」だ。
そんな村田さんが胸を張るミッドタウン日比谷の飲食店の中でも「肝いり」は、目黒のフレンチレストラン「モルソー」だ。テレビや雑誌で話題のシェフ「秋元さくら」が手掛けるフレンチレストラン。目黒の店舗を引き払い、ミッドタウン日比谷に移転する。一路面店にとって商業施設への移転は、初期コストもランニングコストも大きく、まさに人生をかけた勝負。成功のカギを握るのは、新メニューだ。そのために大阪の町工場に作ってもらった秘密兵器も揃えた。果たしてどんなメニューが生まれるのか。そして客はやってくるのか?

存亡の危機を救う「起爆剤」になるか?

ミッドタウン日比谷に、社運を賭けた会社がある。創業108年。関東に36店舗を持つ書店「有隣堂」だ。
書店の数は20年前の半分以下。アマゾンの台頭や電子書籍の発展、そして海賊版の氾濫で、業界全体が危機に陥っている。「有隣堂」も例外ではない。書籍の販売事業は赤字が続き、創業家一族の松信健太郎専務は「超弩級の爆弾を落とさないと業界とともに滅びる」と話す。
そうした中、三井不動産から「ミッドタウン日比谷」への誘致が来た。紹介されたのは、クリエイティブディレクターの「南貴之」さんという男性。これまで数々の人気ショップの演出や、アパレルや雑貨などを手掛けてきた。彼が出した提案は、書店の中に、居酒屋や、理髪店、アパレル店などを集結させ、一つの街を作ってしまおう・・・という計画だった。投資額はこれまでの書店の新規店に比べ倍以上。社内から反対意見も出る。しかし松信さんはこれまでの業界を変えるため、このプロジェクトに賭けることに決めた。

しかし、いざ開業の準備を進めると、想定外の投資が重なってしまう。商品の仕入れでアメリカに行き、理髪店で使う用具は昭和時代に作られたものを探し出す。居酒屋で使う皿を仕入れるため九州まで飛んだ。巨額になった初期投資を回収するだけの売り上げをあげることができるのか。そして、書店業界を変えるためのヒントを見つけ出すことはできるのか。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 菊地成孔
曲名 Groovy Duel
アルバム 機動戦士ガンダム サンダーボルト2

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本編1分50秒。
オフィス街という事もあり、土日は閑散としていた日比谷に、今年新たな観光名所が出来た。
都内最大級の映画館や話題のレストランの誘致等、多くの客を呼ぶ仕掛けが施されている。

このシーンで使用してる曲は「Groovy Duel」
菊地成孔氏によるサウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト 2」に収録されている。

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