カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2025124日 放送

伝統産業を最新ビジネスへ!
金箔革命の舞台裏

  • 箔一 社長 (あさの たつや)

バブル期に隆盛を誇った金箔業界。しかし高級仏壇の需要減少や金相場の高騰が重なり、生産額はピーク時の10分の1に。その逆境を乗り越え、金箔ビジネスに革命を起こしたのが、金沢の創業50年・箔一だ。金箔の新たな可能性を求め新たな用途を開拓。高級車レクサスから世界的香水ブランドのボトルまで、膨大な数の新商品を生み出し古い金箔産業を一変させた。新たな挑戦に打って出た母親と、そのビジネスを進化させた息子の、伝統産業の生き残りをかけた格闘に迫る。

  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
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放送内容詳細

九州新幹線からポテトチップスまで!金箔ビジネスを一変させる箔一とは?

国内の金箔のほぼ100%を生産する金沢市。近年、金箔需要の減少にジリ貧となっていたが、ある下請け会社の挑戦が金箔産業に息を吹き返している。それが創業50年の箔一。従来、仏具や伝統工芸品の一部の装飾に過ぎなかった金箔を、さまざまなアイデアで「主役」にすることに成功、九州新幹線の内装、ホテルのエントランスの大胆な装飾、スイーツなど食品向け、最近では湖池屋が箔一の金箔を使ったポテトチップスまで発売している。わずか2gの金から畳1畳分の金箔を作り出す職人たち。箔一では長年培った高度な金箔技術を武器に、新たな用途での金箔製品を次々に実現。社内には新たな金箔のアイデアを募集する「ものづくりカード」も設置され、年間100種類の新製品を生み出している。下請けから日本の金箔産業を変えた箔一ビジネスの真髄を取材する。

家業の危機に嫁いだ主婦が立ち上がった!孤軍奮闘の格闘を進化させた息子

全ては、箔一の創業者・浅野邦子から始まった。金箔の製造問屋に嫁ぎ、主婦をしていた邦子は、売り上げが減り続ける商売に危機感を持ち「産地の名前も出ない金箔を“金沢箔”として製品を作り、全国に売り出せないか」と考えた。夫の実家も協力してくれない中、邦子は一人、東京のデパートなどを回り、そのニーズを探し続ける。箔の貼り方を職人の元に通い覚えるなど、ゼロからの格闘がいつしか都会の顧客を生み、箔をあしらった小皿やグラスが売れ始めたのだ。そんな長年の母親のビジネスを受け継いだのが、現社長の浅野達也。食品や内装品まで用途を広げ、10年越しで高級車レクサスの内装にプラチナ箔を採用してみせる。伝統産業を変えた母子の格闘を追う。

ゲストプロフィール

浅野 達也

  • 1968年石川県金沢市出身
  • 1992年法政大学工学部を卒業後、アメリカの大学へ
  • 1995年箔一入社
  • 2009年社長就任
  • 2012年経済産業大臣表彰 奨励賞受賞

企業プロフィール

  • 設立:1975年 浅野邦子が創業
  • 本社:石川県金沢市森戸2丁目1-1
  • 年商:約30億円(24年9月期)
  • 従業員数:274人(グループ、24年12月)

村上龍の編集後記

金箔は、四号色の品位があるものだと食べてもいいことになっているらしい。ちなみに四号色とは、金が約94%、銀が約4.9%、銅が約0.66%の合金だ。それを、厚さ0.0001ミリメートルの箔状に延ばすと金箔ができる。わたしは触れたことがない。装飾としての金箔は普段から目にするが、何かに埋め込まれていたり、貼ってあったりする。その技術を駆使しているのが「箔一」だ。創業者の母が、基礎を築いた。浅野さんがあとを継いだ。金箔は食べても味はない。だが、豪華さを競えば無敵だ。

村上龍の編集後記画像

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