カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

バックナンバー

20251211日 放送

"あったらいいな"を実現する
発明型企業の全貌

  • マーナ 社長 (なごや ごう)

2020年のレジ袋有料化で注目され、いまや持ち歩くのが当たり前になってきているエコバッグ。しかし、意外にも畳むのが面倒だと感じることはないだろうか。そんな不便を解決してくれるエコバッグが、いま日本人のみならず、外国人からも注目され、シリーズ累計1700万個を売り上げる大ヒットになっている。"シュッと一気に畳むことができる"...その名も「シュパット」。これは便利だとSNSなどで火がつき、いまや34か国で販売しているという。この便利なエコバッグを開発したのが、墨田区の生活雑貨メーカー「マーナ」。創業150年以上の老舗企業で、累計3600万個を売り上げた『おさかなの形をしたスポンジ』や、砂糖などが湿度の変化で固まることを防ぐ『調味料ポット』など、ヒットを連発。従業員は76名だが、今期は80億円を売り上げる見込みだという。老舗企業が、なぜ一見地味な生活用品の分野で次々とヒット商品を生み出すことができるのか?その裏にある、代々受け継がれてきた思いと、若き5代目社長の改革に迫る。

  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
  • スタジオ完全版

放送内容詳細

開発者はたった11名のデザイナー!“もやもや解消”で暮らしを進化させる

マーナの商品の特徴は、デザイン性もさることながら、お客の商品に対するちょっとした困りごとを解決してくれること。傘を閉じてベルトで留めるときに手が濡れるのを解消した、“閉じるだけで一気に畳める、ベルトがない傘”や、「ネックピローが持ち運びにかさばる」というお悩みを解決した、“コンパクトで一息で膨らむネックピロー”など、お客目線で小さな悩みを解決してきた。こうした商品を企画開発しているのは、11名のデザイナーたち。みな自ら生活の中で“もやもや”を感じると、それを解消すべく、すぐに3Dプリンターを駆使して商品開発にとりかかる。実は、こうした使用者目線での細かい工夫や改良は、ブラシの製造販売を行っていた2代目の時代から脈々と続く考え方だという。さらにマーナではヒット商品が生まれると、開発者にもボーナスなどで還元する仕組みがある。あの「シュパット」の開発者は、それを頭金に「シュパット御殿」まで手に入れたという。社員をやる気にさせる“マーナ流”のヒット商品誕生の舞台裏に密着する。

暗黒時代からV字回復!5代目の改革

現在の社長である名児耶剛は、老舗の5代目。4代目である父親が家庭用品に大きく舵を切ると、その後ヒットを連発し、“家庭用品のマーナ”を定着させていた。しかし、2011年に剛が入社して以降、どんなに数多くの商品を開発し投入してもなぜか売れないという状態が続いた。バイヤーからは「面白い商品がない」と言われ、9割の商品が廃版に追い込まれた。売り上げも2割減り、社員も毎月のようにやめていった。この状況を打破したのが5代目が行った社内改革だった。一体マーナに何が起きていたのか?5代目はどのようにしてV字回復させたのか?改革の全貌に迫る。

ゲストプロフィール

名児耶 剛

  • 1983年東京都 生まれ
  • 2006年学習院大学 卒業
  • 2008年三菱商事マシナリ 入社
  • 2011年マーナ 入社
  • 2024年代表取締役社長 就任

企業プロフィール

  • 会社名:株式会社マーナ
  • 創業:1872年
  • 本社:東京都墨田区東駒形1-3-15
  • 従業員数:76人
  • 事業内容:生活雑貨メーカー

村上龍の編集後記

創業1872年だが、明治維新が、1868年だ。「名児耶」さんに、そのことを聞きたいと思ったが、詳細はわからないという返事だった。初代がブラシ、刷毛の製造を始めたが、ほとんどの人は洋装など知らなかっただろう。そういうやり方は、今も生きている。誰も見たことがないものを、作って、売っている。「魚の形」をしたスポンジや、豚の形をした「落としぶた」、それに、とても小さく折りたためるバッグなど。社長は、大学生まで野球をやっていて、連携が必要な内野手だった。すべてを担うポジションにいたのだ。

村上龍の編集後記画像

放送を見逃した方はこちらテレビ東京 ビジネス オンデマンド

バックナンバー

ご注意下さい

最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。