放送内容詳細
開発者はたった11名のデザイナー!“もやもや解消”で暮らしを進化させる
マーナの商品の特徴は、デザイン性もさることながら、お客の商品に対するちょっとした困りごとを解決してくれること。傘を閉じてベルトで留めるときに手が濡れるのを解消した、“閉じるだけで一気に畳める、ベルトがない傘”や、「ネックピローが持ち運びにかさばる」というお悩みを解決した、“コンパクトで一息で膨らむネックピロー”など、お客目線で小さな悩みを解決してきた。こうした商品を企画開発しているのは、11名のデザイナーたち。みな自ら生活の中で“もやもや”を感じると、それを解消すべく、すぐに3Dプリンターを駆使して商品開発にとりかかる。実は、こうした使用者目線での細かい工夫や改良は、ブラシの製造販売を行っていた2代目の時代から脈々と続く考え方だという。さらにマーナではヒット商品が生まれると、開発者にもボーナスなどで還元する仕組みがある。あの「シュパット」の開発者は、それを頭金に「シュパット御殿」まで手に入れたという。社員をやる気にさせる“マーナ流”のヒット商品誕生の舞台裏に密着する。
暗黒時代からV字回復!5代目の改革
現在の社長である名児耶剛は、老舗の5代目。4代目である父親が家庭用品に大きく舵を切ると、その後ヒットを連発し、“家庭用品のマーナ”を定着させていた。しかし、2011年に剛が入社して以降、どんなに数多くの商品を開発し投入してもなぜか売れないという状態が続いた。バイヤーからは「面白い商品がない」と言われ、9割の商品が廃版に追い込まれた。売り上げも2割減り、社員も毎月のようにやめていった。この状況を打破したのが5代目が行った社内改革だった。一体マーナに何が起きていたのか?5代目はどのようにしてV字回復させたのか?改革の全貌に迫る。
ゲストプロフィール
名児耶 剛
- 1983年東京都 生まれ
- 2006年学習院大学 卒業
- 2008年三菱商事マシナリ 入社
- 2011年マーナ 入社
- 2024年代表取締役社長 就任
企業プロフィール
- 会社名:株式会社マーナ
- 創業:1872年
- 本社:東京都墨田区東駒形1-3-15
- 従業員数:76人
- 事業内容:生活雑貨メーカー
村上龍の
編集
後記
創業1872年だが、明治維新が、1868年だ。「名児耶」さんに、そのことを聞きたいと思ったが、詳細はわからないという返事だった。初代がブラシ、刷毛の製造を始めたが、ほとんどの人は洋装など知らなかっただろう。そういうやり方は、今も生きている。誰も見たことがないものを、作って、売っている。「魚の形」をしたスポンジや、豚の形をした「落としぶた」、それに、とても小さく折りたためるバッグなど。社長は、大学生まで野球をやっていて、連携が必要な内野手だった。すべてを担うポジションにいたのだ。


















