カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2026820日放送

驚異の大進化!
味の素 世界攻略の舞台裏

シェアする

味の素 社長
中村 茂雄 (なかむら しげお)

油と水を使わずに焼ける「冷凍ギョーザ」が大ヒットの味の素。他にも、「ほんだし」「クックドゥ」「コンソメ」「クノール」「ブレンディ」など、食卓に欠かせない数々の人気商品を販売する大手食品メーカーだ。2026年3月期の売上高は1兆5837億円と過去最高を更新した。実は味の素、今や食品事業にとどまらず、半導体関連や遺伝子治療にまでビジネスを広げ、世界市場を攻略している。知らないうちに大進化を遂げていた、味の素の実像と強さの秘密に迫る!

社長の金言

Think outside the box

未公開インタビュー

スタジオ完全版

放送内容詳細

累計20億袋を販売!国民的ギョーザの“永久改良”とは?

1972年の発売以来、実に累計20億袋も販売したという味の素の「冷凍ギョーザ」。油と水を使わずに誰でもパリッと美味しく焼ける大ヒット商品だが、その裏には“永久改良”という凄まじい開発スローガンがあった。最高のギョーザを求めて、これまでに50回以上もの改良を繰り返してきたという執念の開発現場に潜入。そして、この国民的ギョーザをブラジルで普及させた立役者こそが、現社長の中村だった。

半導体から遺伝子治療まで!アミノ酸技術が生んだ驚異のビジネス

元々は研究者だった社長の中村は、社内で特許取得数トップを誇る異色の経歴を持つ。20代の頃、味の素を製造するプロセスで出る副産物を活用し、電子基板用の絶縁材「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」を考案。今や世界の高性能半導体の中でシェア95%を超える絶対的な存在となり、味の素の新たな屋台骨事業に成長している。さらに味の素は長年培ってきたアミノ酸技術を駆使して医療分野にも進出。2023年にはアメリカの遺伝子治療薬企業を買収し、最先端医療の分野を一気に拡大させた。アミノ酸技術を活用した驚異の新ビジネスを取材した。

ゲストプロフィール

中村 茂雄

  • 1967年兵庫県出身
  • 1992年東京工業大学(当時)大学院 修了 味の素入社
  • 1996年味の素ビルドアップフィルム(ABF)の開発
  • 2019年「味の素」執行役員
  • 2022年「ブラジル味の素」社長就任
  • 2025年「味の素」社長就任

企業プロフィール

  • 創業:1909年5月20日
  • 本社:東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING
  • 資本金:798億6300万円(2026年3月31日現在)
  • 売上高:1兆5837億円(2026年3月期)
  • 従業員数:連結3万4787名 (2026年3月31日現在)
  • 生産工場数:126工場(32の国・地域)

金原ひとみの編集後記

金原ひとみ

 何を聞いても期待以上、想像以上の答えが返ってくる。一つの質問に対し、ファクトが、理由が、見立てが、展望が、狙った的を射るように返ってくる。角度をつけても、変化球を打っても、ブレないその答え、手をかける引き出しの的確さに、惚れ惚れする思いがした。
 “Think outside the box” (既成の枠にとらわれずに考える) とは、視野が狭くなってしまうことや、停滞を避けるための考え方ではあるのだろうけれど、boxそのものについて思考するという意味も含まれているはずだ。既成から逸脱するためには、既成そのものを正確に把握する必要があるからだ。boxを完璧に知り尽くした中村さんだからこそ、そこから綺麗にはみ出し、圧倒的なまでの客観性、冷静な判断力を身につけ、それらを武器に飛躍を可能のものとしたのだろう。
 もう改良する余地などどこにもないとしか思えない餃子がこれからどこへ向かっていくのか、楽しみで仕方ない。

パーフェクトのその先へ

金原ひとみ

テレ東系リアルタイム配信

日曜スペシャル ガイアの夜明け

ページトップへ