日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2018724 放送 第824

「余った服」で「福」が来る!

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ファストファッションの台頭などで、様々な服がリーズナブルに買える時代になり、国内の服の供給量は37億点(2016年)と、ここ25年ほどで倍増している。しかしその一方で、最終的には処分される「余った服」がたくさん出ているのも現実だ。そんな余った服を、様々な形で世に出し、再び「服」として"宝"に変えようという動きが出始めている。「食品ロス」に続き「衣類ロス」ともいうべき問題にスポットを当て、そこに眠るビジネスチャンスをつかもうとする人々の挑戦を追う。

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放送内容詳細

1着でも無駄にしたくない…アパレル業界の駆け込み寺

アパレルメーカーの頭を悩ませるのが大量の「余った服」。売れ残ったものはもちろん、わずかにほつれているなどの理由ではじかれたものや、さらには発注ミスなどで大量に余ってしまったものも…。安売りして捌く手もあるが、アパレルメーカーが最も恐れるのは「ブランドの毀損」。安い金額で出回れば、定価で買う客が離れてしまうのだ。結果、「焼却」「埋め立て」という手段をとる企業もあるという。
そうした服を1円でもいいから金にしたい・・・そんなアパレル業界の駆け込み寺になっているのが、
服の在庫処分業者「ショーイチ」だ。毎日のように、大量の段ボールに入った「新品」の服が運ばれ、倉庫の中は30万点を超える服であふれかえっている。すべてアパレル業者から買い取ったものだ。買い取り金額は定価の1割ほど。ショーイチではタグを外し、ブランド名がわからないようにして、運営する店舗や自社サイトで販売するが、年々取扱量は増えているという。山本昌一社長は「これはアパレル業界の必要悪だ」と話す。アパレル業界の本音があふれるその現場を取材する。

余った服 希望の「買い手」を探します… ベンチャーの苦闘

アパレルの現状に疑問を抱き、業界を変えるべく奮闘するベンチャー企業の社長がいる。「ウィファブリック」の福屋剛さんだ。元繊維商社の出身で、自らが手掛けた商品が処分される現状を目の当たりにしたのがきっかけで起業した。福屋さんが去年立ち上げたのが「スマセル」というサービス。在庫を処分したい企業と、買いたい企業をマッチングするためのフリーマーケットサイトだ。反響は大きく、服を売りたいというアパレル業者などが150社を超えた。買いたいという業者はリサイクルショップなど。このサイトではただマッチングするだけでなく、販路や販売条件など、「売り手」の要望にあった「買い手」を見つけることが可能なのだ。しかし、課題が浮き彫りに・・・。「売り手」がたくさん集まる一方で、実は「買い手」が足りていないのだ。
 そんな中、福屋さんが目を付けたのは、海外市場。狙いを定めたのが、東南アジアの「インドネシア」だ。経済成長が著しく、かつ日本のブランドがほとんど進出していないという、正に残された大市場だ。「ここなら日本の服は評価されるはず」と、さっそく現場に飛んだ福屋さん。そこで遭遇した驚きの光景とは…。

余った服で“世界に1つだけの服”を作る!

衣料品や雑貨を販売するセレクトショップのビームスが、去年10月に新たなブランドを発表した。倉庫に眠ったままの服を活用した「ビームスクチュール」だ。倉庫で眠ったままの服に、1点1点刺繍などの手仕事を加え、新たに“1点モノ”の服として生まれ変わらせるというもの。このブランドを立ち上げたのは、ビームスのデザイナー水上路美さん。たくさんの服をデザインする一方で、「倉庫に眠る服を見るともったいない」という思いを募らせていたのがきっかけだ。去年末に第1弾を発表したところ、若い女性を中心に人気に。ビームスではさらに力を入れて行く予定だ。
 そんな中、水上さんが今年夏に新たな挑戦を始める。スポーツウェアで有名な「FILA」と手を組むことが決まったのだ。使うのは「FILA」の倉庫に眠っていたサンプル品。普段なら決して世に出ることなくひっそりと処分されていたはずの服だ。ブランドを守りつつ、どうやって新しい価値を付けて行くのか。水上さんの新たな挑戦に密着する。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 林ゆうき
曲名 兵藤
アルバム ボールルームへようこそ

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本編29分56秒。
新しい販路を求めてインドネシアにやってきたウィファブリックの福屋さん。
数は少ないが、取り扱っている服の商談が成立し、今後の見通しがついてきた。

このシーンで使用している曲は「兵藤」
林ゆうき氏によるサウンドトラック「ボールルームへようこそ」に収録されている。

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