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2013年10月8日(火)放送 第586回
世界が絶賛!職人が生んだ驚きの新商品
日本には、鎌倉・室町時代から脈々と続く伝統工芸・地場産業が全国各地にある。しかし、時代とともにその需要が減り、衰退してしまう産業も少なくない。職人の数も減少の一途をたどっている。このままでは日本の伝統工芸を支えてきた職人の技が廃れていってしまうのではないか?こうした現状を打破しようと、伝統の技術を生かし、画期的な商品を生み出す職人たちが登場し始めている。しかも、その商品は世界で絶賛されている。伝統の技で生んだ、最先端の商品。その取り組みを追った。
内容詳細
ドンペリが認めた!桶職人のシャンパンクーラー
滋賀県大津市で工房を構える、桶職人の中川周士さん。祖父は京都で桶作りをしていた職人で、父は人間国宝という、3代目の職人だ。もともと風呂桶や、おひつなどを作っていたが、生活環境の変化で売り上げは激減、京都に数多くあった桶屋も今や数軒程度に減少してしまっているという。桶作りの技術をいかし、何か新しいものを生み出さなければと考えた中川さん。そこで開発したのが、木製のシャンパンクーラーだった。結露ができにくく、1ミリ単位で削りにこだわった、そのものづくりを、高級シャンパンの「ドン・ぺリニヨン」が絶賛!今では様々な高級外食店に置かれるようになっているという。一体、それはどんなものなのか?
フランスで絶賛!? 刃物職人のステーキナイフ
今年1月、フランスで開かれた世界最高峰の料理コンクールで、浜田統之シェフが日本人として初めて3位に入賞した。その時、注目されたのは料理だけではなく、浜田シェフが持ちこんだ、「すごい切れ味のステーキナイフ」だった。審査員の中には、気に入って持ち帰ってしまった人がいたほど。それを作ったのが、福井県越前市の刃物工場、龍泉刃物だ。刃物職人で、社長でもある増谷浩司さんは、包丁の売り上げ減少、刃物産業の衰退という現実に直面し、かつてない「ステーキナイフ」の開発に挑んだのだ。一体、なぜそのステーキナイフは抜群に切れるのか?そこには、長年、包丁作りに携わってきた職人たちの伝統の技が生かされていた!そして。今年の9月、フランスの三ツ星レストランに、メイドインジャパンのステーキナイフとして売り込みをかける。果たしてその結果は?
オペラ座が驚いた!薄くて軽い..."天女の羽衣"
石川県七尾市の「天池合繊」は、中国の合繊製品などにおされ、売り上げ減少に悩んでいた。そこで、「他にはない商品を生み出さなければ...」との思いから、「天女の羽衣」という他にはない薄くて軽い生地を開発。それは、絹の4分の1の軽さで、その糸は髪の毛のおよそ6分の1の細さだという。この、生地を、パリのオペラ座が絶賛!空気のうねりや、透明感を表現できると舞台衣装に採用されたのだ。そこで、天池合繊の天池社長は、さらにスカーフなどの自社商品を開発、ヨーロッパのデパートなどに売り込みを始めた。石川県の合繊工場が作った商品が果たしてヨーロッパの一流デパートに認められるのか?
今週のピックアップ曲
― あの場面でかかっていた名曲は何? ―
| アーティスト | ヴァンゲリス |
|---|---|
| 曲名 | ライト・ア・キャンドル |
| アルバム | ヴァンゲリス ベスト・セレクション |
本編37分59秒。
生活環境の変化やコストの安い外国産におされ衰退しつつある日本の伝統産業。多くの企業が廃業や倒産していく厳しい状況の中、生き残りをかけ、ある合成繊維会社が生み出した世界一軽くて薄い生地。その高い技術はヨーロッパでも高く評価され、オペラ座の衣装や高級ファッションブランドの生地として採用されている。
このシーンで使用している曲は、「ライト・ア・キャンドル」。シンセサイザー奏者・作曲家のヴァンゲリスとイエスのジョン・アンダーソンによる音楽ユニット「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」の楽曲で、アルバム「ヴァンゲリス ベスト・セレクション」に収録されている。
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2025年4月28日










