「維持費」
案内人が操作する携帯画面に映るのは、
住まいの修繕・管理のアプリ。
念願のマイホームは、入手した瞬間から、
維持・管理という新たなフェーズが始まる。
そして、その大きさや古さに比例して、
コストもか...
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今年7月、「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録された。およそ20年にわたる悲願が実り、地元は歓喜に沸いた。日本では27番目の登録となったが、自治体や住民はなぜ世界遺産にこだわり、何に期待してきたのか。世界遺産は登録されれば終わりではない。建物や景観を守り、その価値を伝え続けるには、人も技術も資金も必要となる。2015年に登録された長崎県の「軍艦島」では、風雨による劣化が進み、鉄筋コンクリートの建造物が崩落の危機を迎えている。その景観を守ろうと、新たな試みが始まった。世界遺産の登録に向け、国の推薦が内定した「彦根城」では、城郭都市を未来へ残すため伝統木造建築の棟梁が立ち上がった。技術を若い世代に残すことができるのか。世界遺産という「称号」の先に、何を残すのか。それを誰が守り、誰に手渡すのか。文化財を守る現場から、「世界遺産」のあり方を問う。
2026年10月23日(金)放送
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