ライバルがいるから、強くなれる 【中矢力 インタビュー】
――ロンドン五輪ではメダルを獲得し、そしてまもなくリオ五輪が目前へと迫っています。この3年間を経て、今どういうお気持ちですか。
ロンドン五輪の時は、秋本啓之選手というライバルがいた。そしてロンドンが終わった後、今度は大野将平選手という新たなライバルが出てきて、切磋琢磨して今この場所にいるという感じです。「ロンドンの後はリオ」と思ってましたけど、「そう簡単には行かせてもらえないな」と考えてますね。
――やはり大野選手の存在は大きいですか。
今の立場としては、自分は「オリンピックに立てる場所」に全然いないと思っています。向こうの方がリードしてるかな、と。なので冬季の遠征と、最終選考会をしっかり獲っていかないと、オリンピックには出られないんじゃないかなという感じです。
――大野選手は中矢選手から見てどんな選手なんでしょう?
タイプは全く違いますね。自分の対戦相手にも今までいなかったタイプ。これまでは担ぎの選手が多くて、(大野選手のように)重量級みたいにパワー系の柔道をしてくる選手はいなかったので。研究はしにくいですけど、自分の得意な形、相手の苦手な形というのを考えていかないといけないなと思っています。
オーソドックスなんですけど、(技が)キレる相手なんですよ。パワーや技のキレでは相手が優っていて、そこで勝負しても勝てない。
――今年の世界選手権では、大野選手に決勝で敗れています。現在、「勝てる」という自信はありますか?
自分のペースに持っていければ勝てると思うんですけどね。試合だとなかなかうまくいかないです。世界選手権の時も行ける!と思ってたんですけど……勝負するところを間違えました。
――気持ちを強く持っていけばなんとか勝てる、という感じですか?
お互いにタイプが違うんで、何ともいえないですね。寝技だけだったら負けないと思うんですけど、そういうわけにもいかないし。相手の分がいい形だと難しいですよね、自分の有利な形に持って行かないと。このあたりは、実際に試合でやってみないとわからないです。
――なかなか壁は高そうですね。
……最近弱気なんで怒られるんですよ。もっと強気で行け、って怒られます。
――最後に、グランドスラム東京にかける抱負をお願いします。
今回のグランドスラムは来年のオリンピックに繋がる試合だと思っています。今年の世界選手権で負けた分しっかり勝って、リオ五輪に繋げたいですね。
■関連ニュース
オリンピックの「借り」を返すための重要な一歩【中矢力 ルポ】
「リオデジャネイロ五輪代表選考会 柔道グランドスラム東京2015」
テレビ東京系列で12月4日(金)から3日連続放送!
メインキャスターは6年連続で小泉孝太郎!
【放送日時】
12月4日(金)夜 6:00 放送
12月5日(土)午後 4:35 放送
12月6日(日)午後 4:10 放送
【番組公式HP】
https://www.tv-tokyo.co.jp/judo/judogs2015/
柔道初の試み!カメラアングルを切り替えて楽しめる「マルチアングル動画配信」実施!




