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男子100kg超級の表彰台を日本が独占 王子谷剛志が頂点に

2016.12.4

 東京体育館で行われている「柔道グランドスラム東京2016」の最終日、男子100kg超級では、日本人が表彰台を独占。王子谷剛志(旭化成)が頂点に立った。

 

 同階級には、4人の日本人選手がエントリー。王子谷のほか、影浦心(東海大学3年)、七戸龍(九州電力)、太田彪雅(東海大学1年)も順調に勝ち進み、なんと準決勝はすべて日本人同士が戦うことに。2014年、2015年の世界選手権で銀メダルを獲得している実力者・七戸と、まだ20歳の若手・影浦の戦いは、残り37秒の段階で指導が2つ入っている影浦が不利かと思われたが、終了間際の内股返が有効に。影浦はグランドスラム東京初出場にして、決勝へと駒を進めた。一方、王子谷と太田の試合では、2014年、2016年の日本選手権で優勝している王子谷がその実力を見せつけ、決勝への切符を獲得した。

 

 そして決勝、両者一歩も譲らぬ攻防を繰り広げるも、指導差で王子谷が金メダルに輝いた。試合後、王子谷は「去年この大会で負けて、リオデジャネイロ五輪出場はないと言われて、自分自身腐った時期もありました」と回顧。しかし「その腐った自分を治すには勝つことが大事なので、試合内容は悪かったんですけど、勝てたのは嬉しい」と喜びをあらわにした。

 

 また、今後については「現状3番手というのは変わっていないので、その中でいかにひとつひとつ1番となっていくのかが重要になっていくと思います。来年は”もう1歩前進”をスローガンにして頑張っていきたいと思います」と抱負を述べていた。

 

 3位決定戦では、太田とチュ ヨンリ(韓国)、七戸とキム キョンテ(韓国)が対決。2人とも勝利し、銅メダルを獲得。100kg超級の表彰台を日本人が独占する結果となった。

 

 そのほか、男子90kg級では、準決勝でサットロフ(ウズベキスタン)に敗れた長澤憲大(パーク24)と、敗者復活戦でイディール(フランス)を制した釘丸太一(センコー)が、3位決定戦で対決。指導差で長澤の勝利となった。同じく、準決勝でクコリ(セルビア)に負けた西山大希(新日鐵住金)が、敗者復活戦で向翔一郎(日大3年)に勝利したハルムルザエフ(ロシア)と対戦。こちらも指導差で西山が勝利し、銅メダルを獲得した。

 

 そして、決勝進出を逃した男子100kg級の3位決定戦では、下和田翔平(京葉ガス)がドボルビー(ドイツ)に指導差で勝利。続く飯田健太郎(国士舘高3年)もミナスキン(エストニア)に一本勝ち(横四方固)し、揃って銅メダルを手にした。

 

 大会を終え、日本は男女合わせて金10個、銀9個、銅16個と、計35個のメダルを獲得した。

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