22日、柔道グランドスラム2018<大阪・丸善インテックアリーナ大阪 11月23日~25日>の組み合わせ抽選会が行われた。組み合わせを受けて、全日本男子の井上康生監督(40)は「海外勢との戦いはもちろん、日本のトップ4が集まっているという点では、非常に楽しみな戦いが数多く見られるのではないかなと思います。」とコメント。代表選考について問われると「世界で勝てる選手が絶対的な条件。ベテラン勢から若手も含めてどのような試合展開をするか楽しみです。」と期待を込めた。
【井上康生監督 コメント】
ー抽選結果について
組み合わせを見ると想定内の部分はあるんですが、海外勢との戦いはもちろん、日本のトップ4が集まっているという点では、非常に楽しみな戦いが数多く見られるのではないかなと思います。チームとして良い結果を残していけるように、一丸となって戦っていければと思います。
ー今年の世界選手権で金メダルを獲り、来年の世界選手権の代表をかけている60kg級・高藤直寿(パーク24)と66kg級・阿部一二三(日体大)について
2020年に向けてより一層意識を持った上で戦っているのではないかと思います。2人とも準備という点において、しっかりと行なっているように見えました。明日いろんなプレッシャーを抱えながら、どのような試合にしていくか、非常に楽しみです。
ー阿部一二三選手(日体大)の金メダル獲得について
勝負はわかりません(笑)! 戦ってみないとわからない。現時点で世界チャンピオンということもあり、調子も悪い状況ではないと思いますので、明日の試合は楽しみにしたいなと思っています。
ー世界選手権では残念にな結果になってしまった90kg・100kg級・100kg超級について
世界選手権で90キロ以上という階級では、1人も決勝に進むことができなかったのは反省点であり課題に残った年でした。全選手が強烈に意識している部分だと思いますし、裏を返せばまだまだ、誰が代表になるかわからない、という風に置き換えられるのではないかなと思います。
来年の世界選手権が自ずと2020年が非常に近づいてくるので、今大会はとても重要な部分を占めていると思います。それをどれだけ強烈に意識していきながら戦いに出していけるか、そういうところも含めた上で見ていきたいなと思います。
ー首脳陣へのアピールという意味も含めて、求めていく試合内容、彼らに見せてもらいたい精神面など、どんなところに重きを置いていきたいですか。
世界の代表の選考をするということで、"世界で勝てる選手"が絶対的な条件です。国内争いにおいても上位の4名が出ているので、頭一つ抜き出ていけることも大きな部分を占めた大会だなと思います。その両面を意識しながら戦っていくでしょうから、ベテラン勢から若手も含めてどのような試合展開をするか楽しみです。
ートップへの復帰を目指した73kg級・大野将平選手(旭化成)について
本人もしっかりとした準備を行なっていましたし、気持ちの面も非常に充実したような顔をしていましたので、明後日の戦いは非常に楽しみです。
ーグランドスラムを優勝すると世界選手権の内定がもらえる、という内定システムが去年のから始まり、見事に世界選手権で優勝するという非常に良い結果が出ました。今年も梅亭システムが継続される中で、今後どのような検証をされて、このシステムは成功と見て良いのか教えてください。
1年目の取り組みでしたので、まだまだ全てが見えているわけでないです。また、1年、2年経つにつれて状況も多少なりとも変わってくる部分があるのでそこら辺も含めた上で、今後の内定システムやその他の選考においても考えなければいけないと思います。
今年一年を振り返る中で結果という点では2人(阿部・高藤)が内定システムを勝ち取って、2人が金を獲ったという点では豊富な準備ができた、というのが非常に大きかったのではないかと思います。また柔軟な準備ができたということは非常に大きくメリットとしてあったんじゃないかなと思います。
ここからまた環境が変わってきたりする部分がありますからそれも含めた上で今後どういう風な対応をしていかなければならないか、2020年で勝つためにはどうしたらいいか、ということを考えた上で、知恵を絞りながらやっていきたいと思います。
<柔道グランドスラム>
23日 男子60kg級・66kg級/女子48kg級・52kg級
24日 男子73kg級・81kg級/女子57kg級・63kg級・70kg級
25日 男子90kg級・100kg級・100超級/女子78kg・78kg超級


