定例社長会見2017年4月
<編成関連>
(髙橋雄一社長)
16年度と17年度4月クールについてご説明いたします。
16年度の視聴率はGH6.5%(前年度比-0.2p)、PT6.2%(同-0.3p)、全日2.8 %(同-0.2p)という結果になりました。前半で苦戦し、後半に挽回できなかった結果だと思っています。
新年度がスタートして3週が経ちました。視聴率はGH6.4%(-0.1p)、PT6.1%(-0.1p)、全日2.8%(±0p) と数字上は16年度とほぼ同じですが、今後への手ごたえを感じています。
3年かけて育ててきた『THEカラオケ☆バトル』の年度平均が過去最高となる7.3%を記録しました。また『世界!ニッポン行きたい人応援団』が放送開始1年目で、『YOUは何しに日本へ?』以来となる年度平均視聴率7%を記録しています。このように、現在は新しい番組をじっくり育てるパターンもできてきていると思っております。現在の課題は土日です。その土曜日の新番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』は、2回平均で6.6%の滑り出しとなりました。電動バイクで日本中を走り回る出川さんが引き起こすハプニング旅ですが、数字以上に手ごたえを感じています。
またレギュラー番組では、『未来世紀ジパング』が番組開始以来、歴代最高となる9.2%を4月10日の3時間スペシャルでマークしました。池上彰さんの分かりやすい解説と、タイムリーなニュースを取り上げたことが、視聴者のみなさんに支持された結果だと思います。
続いて今後の特番についてお伝えします。今年は5月後半に『世界卓球2017』と『全仏オープンテニス』がほぼ同じ時期に開催されます。そこでこの期間を「テレ東スポーツ祭」と題して、社内外に向け、様々なPRを展開して盛り上げていきます。今年の『世界卓球2017』は個人戦の年です。男女とも勝ち上がっていくことを期待しております。また先週の「韓国オープン」のライブ配信に続いて、『世界卓球2017』の配信も検討中です。
また『モヤモヤさまぁ~ず2』の10周年スペシャルを4月30日の18:30~21:54に放送します。深夜の25時台から始め、さまぁ~ずのお二人にモチベーション高くやっていただき、こうして続けられていると思いますし、新ジャンルを築けたと思っております。番組には歴代のアシスタント(大江・狩野)も出演します。
Q.深夜ドラマを、NetflixやAmazonなどのパートナーと組んでいます。今後の深夜のドラマの在り方とは。
A.(髙橋雄一社長)
やりたいことを制約の少ない中でやりたいといったニーズがあり、新しい個性を出せる場として深夜のドラマがあってもいいと思っています。山田(孝之)さんはかなりやりがいを感じてくださっていると聞いています。面白い番組ができてくるという好循環になる方法として、配信事業者と組むのも深夜枠のひとつの在り方だと思っております。
<営業関連>
(髙橋雄一社長)
16年度通期決算のサイレント期間に入っていますので、3月の営業状況で簡単にご説明いたします。3月のタイムは前年比-3.7%、スポットは同+3.3%、タイム・スポット合計で同-0.8%となりました。16年度累計で見るとタイム・スポットの合計で前年比+0.8%です。
3月のタイムでは、レギュラー番組のうちローカル部門が好調でしたが、ネット部門のベースダウンを補いきれませんでした。
3月のスポットは前年を大きく上回ることができませんでしたが、前年同期比103.3%でした。
<その他>
(髙橋雄一社長)
テレビ東京とグループ会社のテレビ東京ダイレクトは、中国の杭州市に本社のあるEコマース会社「SEAGOOR(シーゴール)社」と協力し、SEAGOOR社が杭州市内に所有するショッピングモールでEコマースビジネスを開始します。2つのショップを作り、テレビ東京は、アニメキャラクターの認知度が中国でも上がっていることから、アニメ関連の商品を展示・販売します。アンテナショップとして反応を見ながら、様々な展開ができればと考えております。テレビ東京ダイレクトは、通販で扱っている品質の良い日本製品を展示・販売します。
Q. 4月3日にJOCDNに資本参加されるという発表がありましたが、その狙いと今後の展開は。
A.(髙橋雄一社長)
テレビ東京は自社で行っている配信プラットホーム(「テレビ東京ビジネスオンデマンド」、「あにてれ」)の規模はまだ大きくはありません。したがって動画の通信量は多くありませんが、ビジネスとしても今後この分野を拡大していかなくてはいけないと考えています。しかし通信量が増えていくに従い、膨らんでいくコストを下げていかなくてはいけない。さらにピーク時での様々なリスクを軽減していかなくてはいけない。そういった総合的な判断から、我々が自ら参画することが有用であろうと考えました。CDN自体は、あくまで配信サービスの通信情報を受け渡しする大事な部品であって、プラットホームではありません。テレビ東京はいろいろなプラットホームとお付き合いをさせていただいておりますが、彼らがどのCDNを使っているのかとは別の話です。ただ自分たちで直接CDNを使う場合は、JOCDNがひとつの有力な手段になると考えております。
≪会見者≫
テレビ東京 代表取締役社長 髙橋 雄一
テレビ東京 常務取締役 広報局、グループ戦略室、メディア戦略室担当 廣瀬 和彦
テレビ東京 取締役 編成局、報道局担当 武田 康孝
テレビ東京 編成局長 長田 隆
テレビ東京 広報局長 板坂裕之
テレビ東京 広報部長 日比野 壇