開運!なんでも鑑定団

2014年5月27日放送

熊谷守一の墨彩画・焼物

熊谷守一の墨彩画・焼物
鑑定依頼人 小南良紀さん
鑑定士 田中大
ジャンル 日本画
本人評価額 ¥ 300,000
エピソード 現役のプロカメラマンとして活躍する小南さん。若い女性を撮影するのが元気の源で、ヌード撮影会を開催したいと考えている。
3年前、古い知り合いから91歳になるおばあさんの写真を撮って欲しいと頼まれた。
写真はいずれ葬儀用にしたく、プロのカメラマンにかっこよく撮影してもらいたいとの依頼で、カメラ、照明機材、助手1名を連れてご自宅まで撮影にいったため、経費は30万円近くかかったが、知り合いからの頼みということもあり費用を請求するのをためらっていたところ、おばあさんから撮影のお礼だということで頂いたのが今回のお宝。
撮影費用に見合う価値があるのか気になっている。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

熊谷は東京美術学校入学前に日本画の手ほどきを受け、昭和12年ごろから再び依頼品のような日本画を描き始める。鯰の色紙(60万円)は輪郭を太い墨の線で描いているが、この線が後の油絵の画面を構成するときに役立った。そのため日本画家としても熊谷の評価は非常に高い。瓜の色紙(80万円)ではゆっくりと線を描いており、何の変哲もない内容ではあるが、そうした子供のような単純さが熊谷の魅力でもある。掛軸(80万円)は洋画家・横井礼以との合作。横井が描いた木の枝はつつましく描かれているが、熊谷が描いた小鳥は無邪気で、二人の感覚の違いがよく表れていて資料的にも価値が高い。鉢には達磨が描かれており、熊谷が人物を描くのはわりと珍しい。熊谷は昭和16年くらいから瀬戸の窯で焼かれた焼物に絵付けをしている。依頼品は昭和10年代後半の作品ではないか。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

シェアする

同じ日に放送された他のお宝2014年5月27日

放送日で探す

ジャンルから探す

鑑定士から探す

ジャンル

お宝鑑定依頼