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2015年12月8日放送
ステンドグラス3点
| 鑑定依頼人 | 斉藤貴久夫さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 平山健雄 |
| ジャンル | その他 |
| 本人評価額 | ¥ 700,000 |
| エピソード | かつて勤めていたアパレルメーカーの応接室に飾られていたもの。20年程前、その会社が業績不振で親会社に吸収されることになった際、これを処分することを任された。そこで八方手を尽くし、ある病院のオーナーに売却することになったが、土壇場でその方の奥さんの猛反対にあいキャセルされたため、結局自分が買うことになってしまった。一度自宅に持ち帰ったが、あまりにも大きいので家族に反対され、その後は貸し倉庫に預けている。 |
19世紀末から20世紀初頭にイギリスで作られたもの。マグダラのマリア(80万円)は罪深い女性が悔い改め改心したという物語だが、依頼品を見ると大変豪華な服装をしているので、おそらく悔い改める前であろう。全体に微妙なグラデーションがかかり、美しい。スミレを手にした女性(120万円)は、一番上の左右に「C」という文字が入っている。これは「Cantico Canticorum」の略。これはラテン語で聖書の中の「雅歌」の一場面を意味する。女性はソロモン王の最初の妻アビシャグであろう。手に持っているスミレには慎み深さという意味がある。絵付けが非常に流麗で、グリザイユという顔料で描く線は切れが良くて柔らかい。髪の毛はジョーヌ・ダルジャンという顔料をかけて一度焼き、その後にエマイユという顔料の黄色を部分的に少しずつかけ、ブロンドのきれいな光り輝く金色を表現している。ガレー船が描かれたもの(25万円)にはジロニーと呼ばれる八分割された文様がある。上には猪が描かれているが、この文様を使った家はスコットランドのキャンベル伯爵。実は19世紀にそのキャンベル伯爵が虐殺されかけ、オーストラリアに逃げる。依頼品についていた電気のプラグがオセアニアの形式だったこととつながるのかもしれない。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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