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2016年1月12日放送
森川杜園の一刀彫
| 鑑定依頼人 | 永井日出夫さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 大熊敏之 |
| ジャンル | 近代工芸 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 永井家は「ならまち」と呼ばれる奈良の中心街で江戸時代中期から木綿問屋を営んでいた商家で、明治時代にはインクの製造販売を行い、かなりの財を成した。祖父の代で店は畳んだが、現在も築300年を越える家で暮らしている。お宝は、骨董好きだった祖父・楢次郎が残したもの。いかにも奈良らしいもので、生まれた時からずっと床の間に飾られていたため、特に価値を気にしたことはなかったが、70歳を越えたのを機に、家にある骨董を改めて調べたところ、有名な人物の作と判明。ひょっとしたら名品かしれないと思うようになった。 |
裏に「扶疏(ともしげ)」作と銘があるが、扶疏というのは17歳の時に奈良奉行から賜った号。杜園という号で制作するのはもっと後の30代初め頃から。すると依頼品は最初期の作品ということになる。杜園が鹿を作り始めるのは40代の後半、慶應年間になってからなので、依頼品はとびぬけて珍しい作品。とはいえ、目の部分があまり上手ではなく、塗りがやや雑。それにしても鹿をよく観察して自分なりの様式で作っており、誠に見応えのある若い時の作品。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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