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2016年2月23日放送
大正時代の文士録
| 鑑定依頼人 | 佐塚邦夫さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 東原武文 |
| ジャンル | 古書・原稿 |
| 本人評価額 | ¥ 6,000,000 |
| エピソード | 中学生の時、今東光の小説を読んだことがきっかけで文学の虜に。大学卒業後、ものを書く仕事がしたくて様々な業界紙の記者として活躍した。また長年、重度の障害を持つ娘と二人暮らしをしており、現在はその娘と自分のこれまでの生活を題材にした小説を書いている。お宝は父が遺したもの。父は遣り手の実業家で、ゴルフ場、タクシー会社などを経営していた。その傍ら、文学が大好きで多くの作家と交流があり、その関係で手に入れたらしい。とても貴重なものではないかと期待している。 |
実は大正13年に新潮社から発行された「文章倶楽部」という雑誌に、ほぼ依頼品の通りの文章が掲載されている。そのため依頼品は出版社から、その特集のために各作家にアンケートに答えさせたものだと思われる。最も高いのは藤澤清造(15万円)。藤澤の資料は極めて少ない。山村暮鳥(12万円)も資料の多くが失われている。島崎藤村(5万円)や志賀直哉(2万円)はやはり内容に性格が出ている。島崎は几帳面に書いているが志賀はそっけなく書いてある。そのほか、与謝野晶子1万円、川端康成8万円、萩原朔太郎5万円、山本有三3万円。今となってはほとんど見かけない作家の筆跡もあり、そのようなものは資料として役立つので文学館などは欲しがるだろう。一級の資料に間違いない。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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