開運!なんでも鑑定団

2016年7月26日放送

歌川広重の浮世絵3点

歌川広重の浮世絵3点
鑑定依頼人 反町健司さん
鑑定士 渡邊章一郎
ジャンル 浮世絵・版画
本人評価額 ¥ 4,000,000
エピソード 反町さんは獨協協医科大学名誉教授で、32年間、微生物や遺伝子の研究に邁進。5年前に退職したものの、現在も週に2度大学の研究室で糖尿病の治療薬開発のため、富士山の天然水に含まれるバナジウムの研究を行っている。30年程前、知り合いの骨董商から「名品があるから買わないか」と誘われ迷っていると「将来売るときは、同じ金額で買い取るよ」と言われたので安心して買うことにした。すると数日後、同じ骨董商から「この前よりいいものが有るから買わないか」との連絡があり、これも買い戻してくれるというので迷わず購入。さらに後日、同じように連絡があり、結局、計3点購入した。現在行っている研究の費用はすべて自己負担のため、このお宝を売ろうと決意しつい先日骨董商に電話をしてみたが、流石に30年も前なので連絡はつかなかった。まさか偽物ではないと思うが不安なのでこの際、ちゃんと鑑定してもらいたい。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

3点とも本物。東海道五十三次の「庄野」(300万円)は代表作。それまで風景画といえば雪月花が題材だったが、そこに広重が初めて雨の景色を持ち込んで一つのジャンルとして定着した。その一番最初の成功作が依頼品。少し余白が切られており、微かに中折れがあるので評価を下げたが、完品であれば500万円はする。木曽街道六拾九次の「高崎」(100万円)は非常に保存状態が良い。刷りもぴっちり合っており、一番最初の摺りとは言えないかもしれないが最初の頃の摺りだと思われる。名所江戸百景「びくにはし雪中」(100万円)だが、雪空の部分に木目の跡が出ている。最初の頃は木目が出て、だんだん多く刷っていく内に消えていく。したがってこれも何千枚と刷られた作品だが、依頼品は最初の頃の良い保存状態のもの。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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