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2016年10月25日放送
茶入れ
大変珍しい品。これは江戸時代前期の京都の町人、有来新兵衛という人物の作った茶入れ。外国船がもたらした生糸を一括購入するという商人。茶入れを作るのが好きで、かなりの数を作っている。釉薬を意図的に面白く垂らしており、肩衝の鋭い割にはずどんと尻張りになっている。いかにも素人っぽい茶入れ。底の銘は窯の中でつぶれてしまったのだろう。有来は茶の湯を茶人大名の小堀遠州に学んだ。挽家(ひきや)の「故郷」という字は小堀遠州の直筆をそのまま彫り込んだもの。そして箱の蓋の裏に、これも小堀遠州の直筆で詩が書いてある。袋も小堀遠州好みの緞子で、遠州が持っていたという伝来がはっきりした。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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