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2017年9月5日放送
小村大雲の掛軸
| 鑑定依頼人 | 福間隆さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 田中大 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 島根半島の東端・美保関で旅館「福間館」を経営している。福間館は享保2年創業、今年創業300年を迎えた。えびす様の総本営・美保神社の参拝客が利用する宿として栄えてきたが、実は近年、外国人観光客にも人気を博している。その理由が、古民家を改築した離れに泊まれること。格安で一軒まるごと利用できるため、のんびりとした田舎生活を体験できる。お宝は先祖から受け継いだ骨董を保管している倉庫を整理していた際見つけたもの。実は創業300年を機にそれらを宿の一画に展示しようと考えている。しかしこの掛軸は大き過ぎて掛けられないため、絵の部分を切り取って額装しようかと思ったが、とりあえず鑑定団で見てもらってからにしようと思い止まった。 |
名品。大正6年に文展で特選を受賞した作品のアンコール作。おそらく当時好評だったのでたくさん依頼があったのだろうと思う。すばらしいのは全く傷みがない。ずっとしまっておいたのが良かった。武具の描き方が半端ではない。非常に良く、あらゆる角度から描かれている。その描き分けは、よほど武具自体に精通していないと描けない。大袖のところに波がぶち当たって、浮いている。その表現はすばらしい。人物の表現も見事。筋肉まで描かれていて、武具、人物は線描、輪郭線をつかって緻密に描いているが、上の雲などは墨のにじみだけで描いているし、波などは、ところどころ全く絵の具を使わずに余白を残している。その対比によって画面に躍動感が出てすばらしい作品になっている。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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