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2017年10月31日放送
中国・明時代の錦
| 鑑定依頼人 | 小倉善之さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 井関和代 |
| ジャンル | 着物・染織物 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 40年程前、祖父が病気を患い、自宅療養していたため見舞に行ったところ、祖父の枕元に見たことがない布が飾ってあった。それを見た妻が何気なく「素敵ですね」と言ったところ、祖父から「気に入ったのならあげるよ」と言われた。そこでどういう物か尋ねたところ、中国・明時代に作られたとても貴重な品だと言われビックリ。「そんなの貰えないよ」と言って断ったが祖父に押し切られ、結局貰って帰った。するとそのわずか数日後、祖父が他界。恐らく祖父は、自分の死期が近付いていることを悟って、このお宝を譲ってくれたのではないかと考えるようになった。 |
博物館にあってもおかしくないもの。南京の雲錦に間違いない。ただ、時代が下がって清朝初め頃のものと判断した。竜の下にある火の玉、八宝のひとつだがそういうものや、とても豊かなやさしい顔をしている竜など、清朝の五代皇帝の頃のもの。竜の爪の数が5本指だと皇帝を表すが、4本になっている。これは琉球の王や朝鮮の王など、身分の高い人に下賜されたもの。竜と波が近い。着物ではなく、椅子や机の掛け布、馬の掛け布と思われる。雲錦の特徴は金で装う、色で装うというもの。紙に漆を塗って、金箔を貼って細く切った日本語でいう箔糸や、切った箔糸をシルクに巻いて作った金糸もたくさん見ることができる。藍色も4段階、紅に黄色をかけたような黄金色の黄色など、できた時はもっと色鮮やかだった。明時代の雲錦であれば、価値としては0がもうひとつつく。いずれにしても大変貴重なもの。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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