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2019年11月12日放送
不染鉄の絵 3点
| 鑑定依頼人 | 三好裕司さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 田中大 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,500,000 |
| エピソード | 小石川にある源覚寺の第25代住職。江戸時代、盲目の老女がこの寺に祀られている閻魔像に眼病治癒を祈願したところ、老女の目は治り代わりに閻魔像の右目が盲目となった。以来、老女が感謝の印として好物のこんにゃくをお供えすると、「こんにゃく閻魔」として全国的に知られ、現在もお供え物のこんにゃくが山となっている。お宝は、大正から昭和にかけて活躍した日本画家にまつわる物。源覚寺を継いだ27歳の頃、古書店で探し物をしていた際、偶然この名を知った。詳しく調べてみたところ、寺のある小石川出身の画家とわかり、縁を感じ、作品を集めるようになった。現在コレクション数はおよそ50点。もっと知ってほしいので、ゆくゆくはお寺で展示をしたい。 |
本物。今ようやくメジャーになって評価されている。一番右は初期の作品で、いわゆる朦朧体。朦朧とした中に梟と思われるが、小さなモチーフを浮かび上がらせるのは横山大観や日本美術院の影響を受けているが、数年間でこれだけの絵を描けるのは元々技量があったと考えられる。一番左は昭和30年代、伊豆大島の時代を回想して心象風景を描いたもの。江戸時代の伊藤若冲がよく使った筋目描きの技法で描かれている。墨の滲みを上手く使ってその回りを白く残すことによって波の臨場感が良く出ている。水墨画として一つの到達点。薬師寺の東塔は正面から大きく捉え、背景は俯瞰した視点。晩年の特徴として金箔を施して点描を駆使している。金色、点描を浄土の輝きと見做していた。不染独自の薬師寺東塔曼荼羅と言える。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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