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2024年7月23日放送
吉田博の版画13枚
| 鑑定依頼人 | 緒方英さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 渡邊章一郎 |
| ジャンル | 浮世絵・版画 |
| 本人評価額 | ¥ 700,000 |
| エピソード | 去年10月、館林市で皮膚科のクリニックを開業したばかり。患者さんにリラックスしてもらえるようにと、院内に絵を飾っているのだが、興味を持ってくれる方はほぼいない。お宝は、明治から昭和にかけ活躍した風景画の巨匠の品。2016年から4年間、アメリカの国立衛生研究所で皮膚癌の研究をしており、その滞在中に集めたもの。渡米したばかりの頃、家具を探すため、個人宅で行われている家財の一括処分セールで見つけ、心惹かれて1枚買ったのがきっかけだった。調べたところ、画家の作品が海外に多く流出しているらしいと分かり「自分が日本に連れて帰らなければ!」と一念発起。休みの度にワシントンD.C.の街中を探し回り、1枚1~2万円程で購入した。今回は50枚程集めた中からとっておきのものを持って登場! |
初摺に間違いない。余白に「自摺」と押されているが、これは吉田博が摺ったというより自ら監修をして作った、という判子でこれが押されているのは一番最初の摺り。残念ながら少し色焼けしている。もし完品なら300~400万円はする。吉田博の版画の中で一番人気の作品は何と言っても山。櫻八題も人気のシリーズ。ぴたっと止まったような、まるで写真を撮ってそれを版画にしたような光景がとても多い。これが一つの特色。アジアを描いた5点の作品。インドなどは当時日本から旅行に行ける人が少なかったので物珍しかったため、人気があった。吉田博は画家としても一流だが、商人としても一流だったようで、自分の作品を外国に売り込むという点で優れたビジネスマンだった。そのため、アメリカに吉田博の作品はたいへん多い。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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