浦和 ロドリゲス新監督「彼らのパフォーマンスを上げる自信はある」選手のレベルアップに自信

サッカー

2021.1.20

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浦和ロドリゲス新監督就任会見 (c)浦和レッズ

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス新監督が就任会見に臨み、自身初のJ1シーズンを前に「チームのアイデンティティを持って戦い、見ている人に楽しんでもらえるサッカーをしたい」と語り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指すチームの再生に自信と強い意欲を示した。

ロドリゲス監督の招聘について、浦和の西野努テクニカルディレクターは、「監督が変わるたびにサッカーが変わることはよくない。しっかり地に足を付けて、コンセプトを作り、それに沿ってチームを作っていこう」と見直し、そのコンセプトに合致するとしてロドリゲス監督に白羽の矢を立てた。

浦和は現在、クラブとして昨年から3年間のクラブ改革に乗り出している。その1年目だった昨シーズンを振り返って西野TDは、「2022年のリーグ優勝という目標を考えると、成長速度が少し物足りなかった」と分析。一方で、「最後まで走る、戦い抜く」姿勢が出てきたと評価した。その上で、今回のロドリゲス新指揮官の任命となったという。

クラブは今季の目標をACL出場権獲得に設定。そのためにはリーグ戦でトップ3に入る、または天皇杯優勝が必要になる。

西野TDは「昨年の課題も踏まえてスタイルをしっかりと構築し、選手に落とし込んでチームとしてのパフォーマンスを上げていくことを強く求める。選手たちが楽しめる試合を1つでも多く増やしてほしい」と語った。

チームの陣容は昨季終了後に入れ替わり、MF長澤和樹選手、MF青木拓也選手、DF鈴木大輔選手、MFエヴェルトン選手、マルティノス選手ら主力を中心に多くの選手がチームを去った。新たに加入したのはこれまでのところ、神戸からDF西大伍選手、大分からMF田中達也選手、湘南からMF金子大毅選手、栃木からGK塩田仁司選手など数人で、外国人選手の名前はない。

ロドリゲス監督は、補強はクラブと話しながら進めて「満足している」と話す。「新加入や若手、ベテラン選手がいるが、監督としては平等に選手を見る。チームに貢献できるのであれば年齢は関係ない」とキッパリ。

そして、以前から在籍する選手について「彼らのパフォーマンスをさらに上げる自信はある」と話し、選手たちの力を最大限に引き出すことでチーム力を上げる意向を示した。

選手の力を引き出すことはクラブが期待している分野の一つ。ロドリゲス監督の戦術・戦略の理解の高さを評価する西野TDも、「選手たちの能力を最大限発揮させるだけでチームパフォーマンスは飛躍的に上がる」と話す。

さらに、「彼の野心はJ1とACLで優勝し、さらなる舞台でプロの監督として成長していくこと。レッズもこれから野心を持って、今までに到達したことのない領域にいきたい」と語った。

 チームは18日から全体練習を開始。国内キャンプを経て新シーズンへの準備を進める予定だ。

 「何をしたいのかというアイデアを練習で落とし込んでいく。激しく前からプレスに行き、強度を高くアグレッシブに戦う。そういうところをみんなでやっていきたい」とロドリゲス監督は言う。

初のJ1での戦いだが、「自信はある。これだけの選手がいて、今までやってきたことを踏まえれば必ずうまくいく。2月27日の初戦で、チームとしてのアイデンティティをしっかり示すことができればと思う」と語った。

J1リーグ開幕戦は2月27日(土)、浦和はホームの埼玉スタジアムでFC東京と対戦する。


取材・文:木ノ原句望