【柔道】金メダリスト・大野将平 同じ”ショウヘイ” 大谷に「負けないように活躍したい」

柔道

2021.7.12

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東京オリンピック男子73kg級代表の大野将平選手(旭化成=29)のオンライン取材が行われた。

柔道日本代表の中で唯一かかる連覇の期待。「言葉以上に二連覇の難しさを感じているし、自分自身が大変さを理解している。」と気を引き締めた。

メジャーリーグで本塁打を量産し活躍している同じ"ショウヘイ"、エ軍の大谷翔平の活躍にも触れ、「大谷翔平選手が非常にアメリカの地でスポーツを盛り上げてくれています。そういったことに感謝しつつ同じ名前の者として私も負けないように東京五輪で活躍したいと思っています。」と語った。

東京五輪は1年5ヶ月ぶりとなる実戦。「調子の良し悪しに左右されずにむしろ自分の「調子が悪いという心づもりをして試合には臨みたいと思っています」と決意を口にした。

大野将平インタビュー

よく二連覇についてご質問を頂くんですが、言葉以上にこの二連覇の難しさを感じていますし、自分自身が一番大変さも理解しています。

二連覇がかかる試合だからということではないんですが、楽な試合は一つもありません。四年に一度のオリンピック、各国の選手も死に物狂いで戦ってきます。調子の良し悪しに左右されずに、むしろ自分の調子が悪いという心づもりをして試合には臨みたいと思っています。

悲観的というか何か不安や怖さを抱えて常に戦っていて、でもそれが決して悪いということではないんだと思っています。自分自身も日々の稽古で自分が負ける姿を想像して、自分をどうしたら倒せるのか、自分自身がどうしたら負けるのかということだけを考えています。

いわゆるネガティブな思考にはなって来ますし、一番我慢が強いられるような稽古をリオ五輪後、5年間やってきました。

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心が折れそうになる瞬間というか、我慢できない辛く苦しい瞬間の方が多いんですが、それは勝ち続ける為に必要なことです。それがいわゆる防衛的悲観主義で、マイナスだったりネガティブなことを考えてそれを勝利にもたらすというところだと感じています。

Q.後輩の丸山城志郎選手について。

丸山選手は2024年のパリ五輪で金メダルを獲ると私は信じていますし、彼のオリンピックチャンピオンの道は彼が作っていく、歩んでいくと信じています。

Q.昨年12月の66kg級五輪代表決定戦について。

自分のこと以上に悔しかった記憶があります。

ですがそんな丸山が先月の世界選手権で、我慢の戦いをして見事二連覇を達成したこと、これ以上ない勇気を私はもらいました。

丸山に恥じないような、丸山に見てもらって恥ずかしくないような我慢の柔道を東京五輪では発揮したいです。

Q.東京五輪へ向けて。

今同じ名前の野球の大谷翔平選手(エンゼルス)がアメリカの地でこうしてスポーツを盛り上げてくれています。そういったことにも感謝しつつ、柔道界同じ名前の者として私も負けないように東京五輪で活躍したいと思っています。

まだ中々人の為に頑張れるような余裕がなく未熟だなと感じますし、まずは自分の為に戦って、それが見ている皆様の何か力になればいいなと思っています。

コロナ禍で開催されることに多くの関係者の方々が尽力されていることに改めて感謝していますし、応援の力を結果で恩返しできたら最高だと思います。