フェザー級 入江聖奈 金メダル獲得「決勝は宝物になる試合だった」【五輪ボクシング】

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2021.8.13

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東京オリンピック ボクシング競技で日本女子初となる金メダルを獲得した女子フェザー級 の入江聖奈選手(20)が、8月4日(水)に記者会見を行った。

入江聖奈 メダル獲得記者会見コメント

ーー金メダルを獲得した感想

自分が金メダリストということがまだよく分からないですが、金メダリストになれたことを誇りに思ってこれからの競技生活も頑張っていきたいと思います。

ーーメダリストになった実感は

自分の実感はあまりないんですが、終わった時よりも周りの方々から祝福のメッセージをたくさん頂いているので、少しずつ実感が出てきたかなと思います。

ーー戦いから一夜明けて今の心境は

5試合全部終わって緊張も何もなくて、ご飯もしっかり食べられるので幸せです。

ーー昨日の試合は改めてご自身で見直したか

昨日は忙しくてまだ試合の振り返りができていないのですが、覚えている範囲での勝った要因は、左ジャブと右ストレートという自分の武器である2つのパンチが当てられたことかなと思います。

ーー決勝で友人でもあるネスティ・ペテシオ選手(フィリピン)と闘ったことについて

闘う前から運命だなと思っていて、ネスティ選手と決勝で闘えたことは自分の中で宝物になる試合でした。人間としてもボクサーとしても尊敬できるネスティ選手と闘えたことが本当に良かったです。

ーーボクシング日本代表選手団からはどんな言葉をかけられたか、成松選手については

昨日は田中亮明選手(男子フライ級)の試合後に自分がアップ会場に入る形で、すごく良い笑顔で「頑張ってね」と直接言葉を頂きました。セオンさん(岡沢/男子ウエルター級)は負けてしまった後なのに自分に温かい応援の言葉を送って下さって、すごく励みになりました。

(陥没骨折で2回戦を棄権し入院中)成松さん(大介/男子ライト級)は、キャプテンとしてボクシング代表チームを引っ張って頂いて、ああいう形で終わってしまったのは自分を含めたくさんの選手、コーチが悔しいと思っていると思います。成松選手が一番悔しいと思うので、自分からは何も言えないです。

ーー周囲からの反響の大きさをどのように実感しているか

反響が大きいことはすごく感じています。Twitterで色々な有名な方からおめでとうと言ってもらえて、普段では絶対にありえないことなので「これがオリンピックの力なんだな」としみじみ感じました。

YOSHIKIさん(X JAPAN)は入場曲の「紅」にも触れて頂いて、しかも自分のアカウントをフォローまでして頂けて本当に光栄だなと思いました。

ーー故郷・鳥取県への思いは

自分の金メダルでこんなにも喜んでくれて、鳥取県に生まれて良かったなと感じています。自分という人間は鳥取県があっての私なので、生まれ育った鳥取県に感謝してこれからも頑張っていきたいと思っています。

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ーー日本ボクシング成長の結果が出ている要因は何だと思うか

特に自分は小中学生の頃からアンダージュニアの全日本合宿に呼んで頂いて、そこでモチベーションアップに繋がって今に至っていると思います。

1年くらい前からは月に1回合宿を組んで頂けてそこで日本のトップレベルのボクサー達と実践練習ができたので、そこは女子も男子も競技力の向上に繋がった要因かなと思います。

ーー今回オリンピックに出場できなかった女子選手とは話したか

自分と並木さん(月海/女子フライ級)以外の代表メンバー3人と直接メッセージでやり取りをして、本当に良い先輩達だなと感じています。

ーー金メダルを獲って尚目指したいボクシングとは

今回金メダルが獲れたんですが、準決勝と準々決勝は3-2の判定勝ちで自分が負けてもおかしくない試合でした。

そこを5-0で勝てるような、見ている人に絶対私が勝ったなと思わせられるようなボクシングを目指して、これからの国際大会でも金メダルを目指していきたいと思います。

ーーこのオリンピックに協力してくれた方々への思いは

墨田区体育館と両国国技館、選手村しか行っていないんですが、ここの3つだけでも本当に多くのボランティアの方々が疲れているはずなのに私に笑顔で応援して下さってとても有り難いことだなと思います。

一般の方々にも交通規制とかでちょっと嫌な思いをさせてしまったかもしれないんですが、たくさんの方々のご協力あっての今回のオリンピックだと思いました。

絶対にこの感謝の気持ちを忘れずにこれからも生きていこうと思います。