【香港マイル】ヴォイッジバブルが連覇!引退レースのソウルラッシュは2着、エンブロイダリーは11着に沈む

ヴォイッジバブルとソウルラッシュの叩き合い 写真:アフロ
現地14日、香港・シャティン競馬場で行われた香港マイル(G1・芝1600メートル)香港の実力馬 ヴォイッジバブルが優勝。昨年に続く大会連覇を達成し、地元最強マイラーとしての評価を不動のものとした。
【香港マイル】引退レースのソウルラッシュは接戦も2着 池江泰寿調教師「一度前に出たところでソラを使う感じになった」
2着にはこのレースで引退する日本のソウルラッシュが入り、堂々の走りで日本勢最先着を果たした。二冠牝馬エンブロイダリーは11着に終わった。
1番人気は前年チャンプのヴォイッジバブルが推されたが、スプリントのカーインライジング、カップのロマンチックウォリアーほどの盤石さはないため、流れ次第ではチャンスがあるかと思われたが......結果はそれ以上のものだった。
前に行きたい馬が多くエントリーしたため、速い流れになることが予想された香港マイルだったが、蓋を開けてみれば逃げたのは地元香港のプレイフォーマー。
これを外から並ぶ形でヴォイッジバブルが2番手に付け、先手を取りに行くと思われたアイルランドのザライオンインウィンターは後方に控える形に。そのため流れが落ち着いた。
その緩やかな流れに楔を打ち込むように、位置を挙げていったのがクリスチャン・デムーロの騎乗したソウルラッシュだった。
スタート直後は中団にいたが、3コーナーを迎えるころにはポジションを挙げてヴォイッジバブルを交わしていこうかという勢いに。そしてその外から動いていたのがクリストフ・ルメールの乗るエンブロイダリーだった。
迎えた直線、ヴォイッジバブルとソウルラッシュが並んで先頭を争ったが、先に前に出たのはソウルラッシュだった。
クリスチャン・デムーロの鞭に応えて、半馬身ほど前に出た。3月のドバイターフでロマンチックウォリアーを捻じ伏せた時のように力で押し切ろうという古豪の意地が感じられた。
負けられないとばかりに再びギアを入れたのがヴォイッジバブル。残り100mのところでエンジンがかかり再びソウルラッシュと並ぶと最後は熾烈な叩き合いに。
勝負はどちらが勝ってもおかしくない展開になったが、ゴールまで残り50mの時点で半馬身ほど前に出たヴォイッジバブルがそのままソウルラッシュを振り切りゴール。死力を尽くして香港マイル連覇を達成してみせた。
2019年のアドマイヤマーズ以来の日本馬の勝利まであと一歩まで迫ったソウルラッシュはこれがラストラン。
管理する池江泰寿調教師も「勝たせてあげたかった」とコメントしたが、有終の美を飾ったと言ってもいいだろう。
■文/福嶌弘
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