寝技の対人練習再開は、なんと試合4日前!アジアで武者修行中の日本人格闘家に試練

「シンガポールに残っていたからこそ試合のチャンスを得ることができたと思います」
10月16日、『ONE: REIGN OF DYNASTIES II』で、"ドラゴンボーイ"澤田龍人(EVOLVE MMA)はONEのMMAストロー級(56.7㎏以下)でミャオ・リータオ(中国)と対戦する。
シンガポールに活動の拠点を移してから1年6カ月、新型コロナウイルスの影響で、昨年12月以降試合をしたくてもできない状況がずっと続いていた。
「試合のオファーがあったのは9月上旬だったけど、その時点で大会が(きちんと)開催されるかどうかもわからなかったので、正直不安はありました」
驚いたことに、今年3月以降感染拡大のリスクを避けるためグラップリングの練習はずっと禁止されていたという。
「できるようになったのは9日の試合のため5日ホテルに入ってからのことです。3週間ほど前からジムで打撃のスパーリングやドリルは普通にできていたけど、寝技だけは一切できなかった」
それでも、澤田は「いつでも試合ができるように体を作っていた」と胸を張る。
「通常の練習がいつから再開できるかわからなかったですけどね。日本に帰国した方が(対人)練習はできたと思うけど、結果的にこっちに残っていて良かったと思います」
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リータオについて、澤田は「フィジカルが強く、一発の打撃でKOできる」という印象を抱く。
「なので、相手のフィジカルには付き合わないで、自分のペースで試合をしていきたい」
最近はMMAクラスに顔を出す同門でキックボクサーの秋元皓貴と一緒に打撃練習をする機会も多いという澤田。
奇しくも同じ大会に出場することになったが、ともに勝ち名乗りをあげることができるか。
(スポーツライター 布施鋼治)