【ロッテ】独占!澤村拓一 赤裸々インタビュー「今まで投げなかったボールを投げている」

野球

2020.10.19

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    逆転でのリーグ優勝へ、ソフトバンクの背中を追いかける2位ロッテ。そのロッテに今や欠かせない存在となっているのが澤村拓一投手(32)。

    「しなくちゃいけないを止めた」「チームが勝てばなんでもいい」「泥水飲んででも勝つ」「ビールかけ超楽しいよ」「ロッテという素晴らしいチームで優勝を」テレビ東京のカメラだけに赤裸々告白。

    ※2020/10/3(金)試合前 インタビュー収録

    「今まで投げなかったボールを投げている」

    ー移籍して一ヶ月が経った心境は?

    チームも優勝が狙えるいい位置にいるので、なんとか残り30試合をしっかり戦って優勝したいという気持ちが日に日に強くなってきています。

    ー自身の投球内容を振り返ってどう?

    やっぱり相手も対策をしてきます。リーグが違ったので交流戦でしか会わなかった人が段々ボールを見ることによって対策してきているなと感じる中で、これからピッチングをどうしようかな、というところです。
    今まで投げなかったボールを投げたり、工夫することが増えてきたと感じています。

    ー今まで投げなかったボールとは?

    投げなかったというか、投げる割合が少なかったボールですね。
    スライダーにしてもカットボールにしてもそうなんですけど、そういうボールを積極的に投げていく感じです。やはりストレートが速い、スプリットが速いとなると、打者は基本的にそれを待つ。ストレートを待っていても、スプリットは当たる、見逃せる、ということが段々と出てきます。

    それでも基本的には真っ直ぐが軸で、スプリットが勝負球ということは変わらないんですけど、カットボールでカウントを稼いだり、スライダーで空振りを取りにいったりを増やすと打者の頭にもそれが残って、またスプリットや真っ直ぐに対しての反応が変わってくるかなという感じですね。

    ー移籍してからスプリットが効果的に投球を支えているように感じる?

    今のところはそうかもしれないけど、これからどうなるかは分からないです。
    基本的にアウトロー・インローの真っ直ぐがある程度低めの高さに決まっていかないとスプリットは打者の反応が良くなってこないので、低めにしっかり強いボールを投げるというところですね。

    やはり登板する展開が、1点リード、2点リード、同点という場面なので、昨日みたいに一球で試合を決められてしまうケースもこれからもどんどん出てくるでしょうし、しっかり反省して次に活かせたらと思います。

    【インタビュー動画】独占!ロッテ・澤村拓一赤裸々告白「ロッテという素晴らしいチームで優勝を」

    「こうしなくちゃいけない」をやめた

    ースプリットの落ち方は巨人時代と変わった?

    真っ直ぐの軌道から落とせているかなと感じますし、どのボールもそうなんですけどベースにのせていかないと打者は反応しないという部分では、どんどんストライクゾーンで勝負ができていると思います。

    ー移籍してから技術面やメンタル面で変化を感じる部分は?

    そうですね、やっぱりいろんなスタッフに支えられて野球をさせてもらっているので。
    僕が来た時にもいろんな人が声をかけてくれて、任せてくれて、何て言うんでしょう...その期待だったり、こうしてくれるだろうというという期待に対してどれだけ応えられるかだったりだとか、任せてもらえることに対して意気に感じてやれるかどうかとか。

    正直、「こうしなくちゃいけない」と思うことをやめました。

    例えば、アウトローに投げなくちゃいけない、インコースに投げなくちゃいけない、そういうことはもちろんあるんですけど、それは投げ切った結果なので。自分が投げる為の準備であったり、ストレッチにしてもトレーニングにしてもランニングにしてもピッチングにしても、全てのことに対して、何かをしなくちゃいけないという考え方をしなくなりました。しないようにもしたし、しなくなりました。

    ー「こうしなくちゃいけない」という考え方をやめたのは移籍がきっかけ?

    移籍していい状態で投げられている結果だけ見てしまうとそうなると思うんですが、それを前はあまり表現できていなかったですね。
    正直、不器用な方なので人より練習しないと上手くならんし、どうでしょうね、移籍してからというのはちょっと違うのかもしれないです。

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    「優勝の戦力になってほしい」に応えたい

    ー移籍して、マウンドでの生き生きとした姿が印象的ですが。

    何の為にここに呼ばれたのかですよね、やっぱり。
    ただのトレードではなくて、松本球団本部長からも言われましたけど「優勝の戦力になってほしい。その為に君をここに呼んだ」と声をかけられた時から、その期待に応えなくちゃいけないと思っていました。それも「応えなくちゃいけない」なんですけど、やることをやって、結果的に応えられるというのが一番いいじゃないですか。やらなくてはいけないと思うとガチガチになってしまうので。

    ー監督やコーチからの「任せた」という言葉は大きい?

    そうですね。任せてもらえているというのは大きいと思います。
    自分の後ろには益田直也という素晴らしいクローザーがいるんですけど、自分が回の頭でいったら投げきらなくちゃいけないとか自分後ろには誰もいないよくらいの気持ちで使ってもらっているので、それはやはり嬉しいですね。

    ー勝ちパターンで投げることに特別な思いはある?

    僕が投げなくても、正直ロッテは、いかついピッチャーがいっぱいいます。
    フミ(小野)にしても東條にしてもそうだし、力強い球を投げるピッチャーがいっぱいいるんですよね。
    だからそういう他のピッチャーが投げても、チームが勝ちゃ何だっていいやという感じですね。

    もちろん僕が投げて勝つのが一番嬉しいですけど。

    ーロッテファンの大歓声を浴びてマウンドに立つ気持ちは?

    嬉しいですよ。やっぱり。サワムラーの人形を持っててくれたりね。
    サワムラーの人形は今Amazonと楽天でSold Out(売り切れ)になってるし、任天堂さん早く気付いてよと(笑)
    淡い変な期待は冗談でしているんですけど。

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    ユニフォームを着たり、タオルを掲げてくれたり、拍手してくれたりもそうですし、でもやっぱりライトスタンドの応援は早く聞きたいですよね。チャンステーマは1〜5まであるのもロッテに来る前から知っていますし、清田さんや荻野さんの応援歌も知っています。
    ああいうアツい応援を早く聞ける日が来るといいなと思いながらの毎日ですね。