【北海道コンサドーレ札幌】田中駿汰「サッカーそのものを楽しんでやれば、結果は自然と付いてくる」

昨季ルーキーながら、J1リーグ戦31試合出場、一昨年には当時大阪体育大学所属のアマチュアにも関わらず、E-1選手権に臨む日本代表に選ばれ、A代表デビューも経験済の大型ディフェンダー・田中駿汰に、FOOT×BRAIN番組アナリストの福田正博がリモートでのインタビュー取材を行った。
今年の目標の中に東京五輪はあるのか?「最終目標ではないです」と意外な答えが返ってきた。すでにA代表デビューもしている田中駿汰は「五輪代表はA代表に入る過程。森保(日本代表監督)さんからもA代表に入っている選手が五輪に出るほうがいいと言われました」と語る。
2年目となるコンサドーレでの目標は?「去年より上の順位です。去年は内容が良くても勝てない試合があった。そういう試合を減らして、ACL出場、優勝争いに食い込みたい」ディフェンダー登録だが、U-22代表では、川崎フロンターレの田中碧とダブルボランチを組んだこともある。「ボランチも守備もやれるようにしたい。うしろにいてもアシスト、ゴールに関われるようにしたいと思っています」日本代表の今後を担うかもしれない期待の大型ディフェンダーが、北の大地にいることを覚えておこう。
Q.ここまでのコンディションはどう?
結構負荷をかけた練習が多いんですが、自分的には良い感じで仕上がってきてるなと思います。
Q.走るのは好きじゃない?この時期嫌だ?
走りは好きじゃないですね。ボール使ってる方が全然いいです。
Q.チームの状態はどう?
監督がまだ来られていない中で、四方田さん(ヘッドコーチ)中心にコーチ、スタッフとやっていて、去年の継続という形でキャンプをやれているので、ミシャさんがやりたいことは全選手共有して理解してできています。そこに関してはサポーターの方々も少し不安な部分があると思うんですけど、選手としては全然問題なくキャンプはやれていますね。
Q.昨シーズンを振り返って、自分の評価はどう?
もっと存在感というか、数字でもそうですしプレーの中で自分らしさをもっと出せたと思うので、あまり納得はいってないシーズンではありましたね。もっとやれたと今は感じています。
Q.今シーズンはどんなシーズンにしたい?
昨シーズンよりも上の順位で終わることと、去年は内容が良くても勝ちきれない試合が多々あったのでそいう試合を取りこぼさずにいければ、チームの目標であるACL出場圏内、優勝争いに充分食い込んでいけると思います。
チームとしては接戦で勝ち切る力が必要だと思っています。そこはキャンプでも激しく練習できているので、自分としてもそこを重点においてしっかりやりたいと思っています。
Q.今シーズン、小野伸二が入ってきたけど話はした?
伸二さんと話しました。去年、僕と高嶺朋樹、金子拓郎の大卒3人は結構試合に出ていて、伸二さんとは個別でその3人は喋らせてもらうことがあるんですけど、「出てるだけじゃあかん。出てる中でもっと結果を残さないと。チームの中心になっていかないといけない」ということは、伸二さんからも言われています。
あと、伸二さんを見てたらすごくサッカーを楽しそうにしているなと感じるので、結果に固執し過ぎずにサッカーそのものを楽しんでやれば結果は自然と付いてくるんじゃないかなと、話していて思いました。
Q.オリンピックについてはどう考えている?
オリンピックはもちろん出たい気持ちは強いです。でもオリンピックが最終目標ではなく、その先のA代表に入っていく過程として自分はオリンピックを捉えています。オリンピックに出てからA代表というよりは、森保さんも言っていたんですがA代表からオリンピックという捉え方が一番良いと思っています。
Q.A代表からオリンピック、最終的にはA代表からW杯が目標だと思うけど、そこに到達するために自分の何をレベルアップしたいと思っている?
全てのことをレベルアップしないといけないですけど、特にタフさという部分はもっとやらないといけないと去年戦ってみて感じました。去年はポジション的に後ろに入ることが多く、守備力で苦労した部分も多かったので、ボランチもできて後ろもできるというアドバンテージをつけるために、後ろでの安定感は必要になってくると思います。
Q.チーム関係者から、全てにおいて相当レベルが高い、能力が高いと聞いたよ?
全然そんなことないですよ。僕より上手い選手はいっぱいいるので。試合の中で出せる能力が自分にはまだまだ足りないと思っています。
Q.最後に、今シーズンの目標は?
チームの目標であるACL圏内とその先の優勝争いに食い込んでいきたいしその力があるチームだと思っています。全員でミシャさんのサッカーを共有して理解していけば可能だと思うので、上の順位を目指してしっかり頑張りたいです。
個人的には、去年数字で結果がほとんど残せなかったので、後ろで出てもラストパスだとかでもっとアシストに関わっていきたいですし、セットプレーでも得点源になっていきたいです。