W杯最終予選メンバー発表 森保監督 古橋を評価「強豪で力を発揮している。彼の良さが出せている」

サッカー

2021.8.27


セルティック FW古橋亨梧 Photo by Ross Parker/SNS Group via Getty Images

 9月から始まるサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表メンバーが8月26日に発表され、先日の東京オリンピックを戦った五輪代表メンバーからは初招集のGK谷晃生選手(湘南)やMF久保建英選手(マジョルカ)らが選出。

W杯最終予選 メンバー発表 久保、大迫、長友ら 東京五輪組からは6人選出

セルティックで好調のFW古橋亨梧選手や、久しぶりの招集となったMF柴崎岳選手(レガネス)も名を連ねた。日本代表は2日にオマーン代表と大阪の吹田で、7日に中国代表とカタールのドーハで対戦する。
 
2022年W杯カタール大会の出場権をかけたアジア最終予選に臨む日本代表のメンバーに招集されたのは24人。

東京オリンピックにOA(オーバーエイジ)で出場したDF吉田麻也選手(サンプドリア)、DF酒井宏樹選手(浦和)、MF遠藤航選手(シュツットガルト)をはじめ、ドイツから神戸に移籍して8月25日に7年半ぶりとなるJリーグの試合に出場したFW大迫勇也選手も順当にメンバー入りした。

そのほか、MF南野拓実選手(リバプール)やMF鎌田大地選手(フランクフルト)ら、今年6月に終了したアジア2次予選などで馴染みのある選手たちが揃った。

 東京オリンピックを戦ったU-24年代から何人が昇格招集されるのか注目されたが、今回のフル代表昇格はGK谷選手1人。五輪代表でプレーした同世代からは前出の久保選手のほか、DF冨安健洋選手(ボローニャ)、DF中山雄太選手(ズヴォレ)、DF板倉滉選手(シャルケ04)、MF堂安律選手(PSVアイントホーフェン)がメンバー入りした。いずれもすでにフル代表でプレー経験のある顔ぶれだ。

五輪代表と日本代表指揮官を兼任してきた森保一監督はオンライン会見で、「東京オリンピックを振り返って、選ぼうかと思った選手もいる」と話し、選手のコンディションや所属クラブでの状況を考えての判断だと説明した。

「五輪の先の目標を考えながら1チーム2カテゴリーで活動してきた。選手たちは違和感なく、また融合して、スムースに力を発揮してくれると思う」と、これまで進めてきた融合路線に自信を見せた。

 また、昨年11月のオーストリア遠征以来の代表復帰となった柴崎選手については、今年3月や6月にも招集を考えていたそうで、「所属チームで結果を出してもらって1部に昇格することが本人や我々、所属クラブのためになると考えていた」と説き、実際には直前の怪我で招集を見送ったことを明かした。

 森保監督はさらに、「スペインリーグでレギュラーとしてチームの中心で戦っている」と柴崎選手の現状に触れ、「(2018年の)ロシアW杯でもチームの中心として戦っていた。世界で戦うために必要なこと、我々が世界で勝っていくための基準を把握してくれている」と話して、29歳MFの再合流に期待を示した。

 今夏の移籍でスコットランドに渡った古橋選手については、「短期間で欧州のサッカー、セルティックというスコットランドリーグの強豪で力を発揮している。彼の良さが出せている」と評価した。


取材・文:木ノ原句望