W杯最終予選 鎌田大地 負けれらない中国戦へ「初心に帰ったプレーを。ここからの試合で勝ち続ける」

サッカー

2021.9.7


鎌田大地 Photo by Kaz Photography/Getty Images

 来年カタールで行われるサッカーのワールドカップ(W杯)の出場権を懸けたアジア最終予選が9月2日に開始。日本代表はホームでの初戦でオマーン代表に敗れ、まさかの2大会連続での黒星スタートでいきなり苦境に立たされた。

 初戦を終えて、日本はB組4位でのスタートとなった。首位は中国を3-0で下したオーストラリア、2位がベトナムに3-1で勝ったサウジアラビアで、3位はオマーン。

ベトナムが5位、次に日本が対戦する中国は6位だ。W杯出場権獲得には、各組上位2位までに入らなければならない。3位の場合はA組3位とプレーオフを戦い、勝者が残り1枠をかけて大陸間プレーオフに進む。

 MF鎌田大地選手(フランクフルト)は、「結果自体はどうしようもない。あれが初戦でよかったと思えるように、ここからの試合で勝ち続けて、終わったあとで『あの負けがあったから自分たちは変われた』と言えるようにしていきたい」と前を向く。

「初心に帰って、いい守備からいい攻撃につなげることが大事」だとして、日本の強みである切り替えの意識を再び高めたいと話した。

 チームはオマーン戦の翌日、中国戦の行われるドーハに入り、日中の気温が40℃を超える現地で4日の夕方から練習を始めた。

本来ならば中国での開催だが、コロナ禍の影響で中国国内での国際試合が困難なため、カタールに場所を移した。

中国は現地で行われた第1戦でオーストラリアに0-3で敗れたが、その試合もドーハ開催だったことで、移動不要の"疑似ホーム"で日本を迎えることができる。長距離の移動や時差調整もある日本に比べて、環境面では有利な状況にある。

元中国代表DFのリ・ティエ(李鉄)監督の下、2次予選を6勝1分1敗のA組2位で終えて、各組2位のトップで最終予選に進出した。

2002年大会以来のW杯出場を目指して、国内リーグでプレーするブラジル選手らの帰化を進め、今回の代表チームにはFWエウケソン選手、FWアラン選手、FWアロイジオ選手とイングランド出身のDFティアス・ブラウニング選手の4人を招集した。

いずれも広州FC所属で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも馴染みのある顔ぶれだ。

オーストラリア戦ではエウケソン選手とブラウニング選手が、スペインのエスパニョール所属のFWウー・レイ選手や北京FCのDFユー・ダーバオ選手らとともに先発で出場したが、ベンチ入りしたFWアラン選手とFWアロイジオ選手の出場機会はなかった。


取材・文:木ノ原句望


W杯最終予選 オマーン代表に敗れて黒星スタートの日本代表