【香港ヴァーズ】ソジーが優勝!欧州勢が上位占める 積極策を取ったアーバンシックは10着で完敗

香港ヴァーズはソジーが優勝 写真:アフロ
現地14日、香港・シャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(G1・芝2400メートル)は、フランス調教馬のソジーが優勝を飾った。
2着にはジアヴェロット、3着に追い込んだゴリアットが入り、上位は欧州勢が占める結果となった。
香港ヴァーズは欧州からの遠征馬vs日本のアーバンシックという構図となり、単勝オッズもソジーとアーバンシックが拮抗して1番人気を争う形になったが......レースは対照的な結果となった。
スタートから400mのタイムが27秒台というかなりゆったりとした流れになった中でイギリスのエイドンが先頭に立ち、2番手の位置にアイルランド所属のロスアンゼルスが付けていたが、その外に付けたのがアーバンシック。
スタート直後は中団に付けていたが、これだけのスローな流れを考えてか、クリストフ・ルメールは積極的に位置を取りに行く戦法を取った。
5~6番手にいたフランスのソジーとゴリアットとその後ろとで1馬身ほど馬群が分断された状況となったが、流れは相変わらず。
この緩やかな流れにスパイスを与えることになったのがアーバンシック。3コーナーに入る辺りで逃げるエイドンから先頭を奪い、ペースを握ることに。
昨年の菊花賞馬がスタミナをフルに生かした走りでライバルを捻じ伏せるかと思われた。
そうして迎えた最後の直線。アーバンシックは懸命に粘ったが、ゴールまで残り300mを過ぎたところで失速。変わって先頭に立ったのはソジー。
内から猛追してきたゴリアット、外からやってきた前年のチャンピオン・ジアヴェロット、アルリファーの4頭が抜け出す形になったが、先に動いたソジーがジアヴェロットに3/4馬身差を付けて勝利し、欧州馬が上位を独占する形になった。
積極策を取ったアーバンシックは最終的には10着に完敗。
レース後にルメールは「ペースが遅かったので向こう正面で行かせる判断をしたが、直線でペースを上げられなかった。よくわからない」と肩を落とした。
■文/福嶌弘
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