アストロズ今井達也 首脳陣が見守る中初ブルペンで16球投じる 個人の目標は「チームで一番イニングを投げたい」

野球

2026.2.12


今井達也 PHOTO:Getty Images

アストロズの今井達也投手(27)がキャンプ初日、朝8時のクラブハウスオープンと同時に日米メディアの囲み取材に応じた。

「いよいよ始まるなという思いと、すごく身が引き締まる思い。すごく楽しみですね」と語り、「どこまで自分がやれるのかという楽しみもあります」とメジャー1年目への意気込みを口にした。

午前10時過ぎに屋外へ姿を見せると、軽いストレッチとウォームアップの後、平地で通訳を相手に約10分間のキャッチボール。体を温めてからブルペン入りした。

ブラウンGM、エスパーダ監督、ミラー投手コーチら首脳陣が見守る中、ヤイネル・ディアス捕手を相手にフォーシームのみ16球を投じた。

時折「あ~」と声を漏らす場面もあったが、この日は米国のマウンドや環境の感触を確かめるように、ゆっくりと1球1球投げ込んだ。

投球練習後、再び日本メディアの取材に応じた今井は「これから球種も増やしながら、マウンドの感触を確かめつつ、少しずつ上げていければ」と笑顔。

また、WBC日本代表の予備登録メンバーに選出されたことについても語った。

今後は3日おきにブルペン入りし、段階的に強度を上げながら調整を進めていく予定である。

〈今井達也 練習前囲みコメント〉

【アメリカメディアからの質問】
ーーウェストパームビーチにいつ頃来たのか、今週の予定は?

2日前に来て、今日は軽く傾斜で投げて、大体3日おきくらいにブルペンに入る予定となっています。

ーー入団記者会見後の1か月はどのように過ごしたか?

とにかくひたすらトレーニングだったり、まだまだレベルアップしないといけないところが多いので。

勿論スプリングトレーニングで初めて会う選手もたくさんいるので、楽しみにしていました。

ーー記者会見で ジョッシュ・ヘイダー選手からDMをもらったと聞いたが他の選手からは?

何人かの選手がインスタグラムをフォローしてくれたりしている。

そういうことをきっかけに仲良くして行けたらと思っています。

ーーヒューストン・ロケッツ(NBA)のゲームに行った時、ケビン・デュラント選手がブザービートを打って勝利したが、どのように感じたか?

NBAで長く活躍されている選手なので、あそこで決めきれるメンタルというか、勝負強いところは観ていてかっこいいなと思いました。

ーーアメリカンフットボールのテキサンズの試合でもスタンディングオベーションをもらったが、そのことに関しては?

テキサンズの試合もロケッツの試合も、すごくヒューストンの色々な方に歓迎してもらっているように思った。

そのファンの期待に応えないといけないと思っています。

ーーフロリダはどうですか?

まだ来て2日ですよ(笑)

ーーアストロズとの会話で、新たに取り組んでほしいという話はありましたか?

今のところはそんなにないです。

投球に関してブルペンの間隔だったり球数は任せてくれるので、自分がやりたいように、不安なくやらせてもらっています。

ーーここに来てルーキーのように感じていますか?

ライオンズに入団した1年目のときのように、とにかくスタッフや選手の顔と名前を覚えるので1年間苦労しそうです(笑)

ーーアストロズでの今シーズンの目標は?

勿論ワールドチャンピオンを目指してやっているのは大前提で、そこを目指してみんなやっていると思うので。

そこは僕以外の選手もみんな一致していると思います。

【日本メディアからの質問】
ーーアストロズのキャンプに初めて参加する今の気持ちは?

昨日から初めてチームメイトと会いますし、もちろん初めて会うスタッフの方もたくさんいるので。

ユニフォームに袖を通してというか、チームウェアを着て、いよいよ始まるなという思いと、すごく身が引き締まる思いで、すごく楽しみですね。

ーーアストロズはデータ集積と研究で知られている球団だが、 入団が決まって1月からの自主トレで練習方法か何かを変えて練習したことは?

いや、全くないですね。ほぼほぼ。

技術面もそうですけど、どっちかというとトレーニングだったり。日本よりスケジュール過密ですし、登板間隔も短くなってくるので。

なるべくオフシーズンのときにトレーニング頑張って、シーズン中はなるべく疲労回復だったり、コンディションを整えるのに時間を費やせるようにしていきたいなというのは思っています。

ーーメジャーの舞台で打者との対戦で楽しみにしている部分、自分の強みを教えてください。

自分としても失うものというか、チャレンジ精神というか、そういう気持ちで日本の時もやってきましたし。

どこまで自分がやれるのかという楽しみもありますし、色々なところで発見だったりあると思うので、色々なことを勉強したいなというのが一番です。

ー一番最初に乗り越えなければいけない点は?

登板間隔の違いだったり、時差があったりとか、そういうところにはまだ慣れというか、経験がないので。

どのように自分の体に影響が出るのか、シーズンを通してどうなっていくのか、いろんなことを初めて経験できるので不安ではないですけど、 そういうことも踏まえて色々経験できたらなと思っています。

ーーWBCで予備の選手として登録発表があったが、その経緯や今の想いは?

僕自身、今年はメジャー1年目ということで、どちらかというとシーズンを優先したいという気持ちもありますが、WBCで日本の力に少しでもなれればというところを間を取ったような感じになってしまったんですけど。

どっちにしても自分のベストを尽くすというのは、チーム変わっても変わらないと思うので、とにかくコンディション作りは徹底してやっていきたいと思っています。

ーーワールドチャンピオンという目標は大前提と言いましたが、個人的な部分で考えているところは?

もちろん、投げる以上はチームで一番イニングを投げたいですし、三振も一番多く取りたいです。

とにかく毎試合毎試合自分のベストを尽くすということだけですかね、具体的な数字というよりは。

ーー日本でブルペンは何回くらい入って、どれくらい投げたんですか?

もともとそんなに一度のブルペンでたくさん投げるタイプじゃないので、多分こっち来ても、一回のブルペンで投げても30球は投げないと思います。

15球から20球とか、それくらいで日本のシーズン中もやってきましたし、その中でコンディションをよくしていければなとは思っています。

ーーキャンプ初日というのはこれまで何度も経験してきていると思うが、これまでとは気持ち的に違いますか?

新しいチームでやるというのが9〜10年ぶり。

チームの練習の流れというか、そういうのに慣れることと、とにかくたくさんの選手がいるので。

顔と名前をしっかり覚えて、少しでも早くチームに馴染めるようにしていきたいと思います。

ーー先ほどのWBCの話ですが、投げるとなったら調整が難しくなってくると思うがそういう懸念はないですか?

自分のシーズンの開幕に合わせて、オープン戦の登板だったりもある。

そういうタイミングが重なっているというか、オープン戦で投げた次の日に来てくれと言われたりすると厳しい部分があるので。

一番は日本代表のメンバーが、こっちに来て怪我人を出さずに優勝してもらうというのがベストですし、僕自身もそれを望んでいます。

万が一怪我人が出たりとか、代表として必要としてくれたり、自分でもいけそうだなという時があれば準備していきたいと思います。

〈今井達也 練習後囲みコメント〉

ーー初日のブルペンの感触は?

メジャーのマウンドや捕手の感触を確かめながら投げました。

これから球種も増やしながら、徐々に上げていければと思います。

ーーマウンドの違いは?

粘土質というか、日本とは違う感触がありますね。

ーー今日は16球だったが?

まずは慣らす感じです。

ーー球種は?

まっすぐだけです。

ーーキャンプは直球中心?

ボールの大きさや硬さも違う。

まずはそこにアジャストしていきたいです。

ーー投手コーチとは?

登板間隔などの確認です。

変更したいことがあれば言ってくれと言ってもらっています。

ーー練習後の過ごし方は?

ホテルでゆっくりですね。

しっかり練習するつもりです。

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