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2019.10.18

東京五輪へ 石川佳純と平野美宇がワールドカップで大量得点を狙う!<女子W杯・みどころ>

石川佳純 PHOTO: @ITTFWorld ITTF.com


 五輪、世界卓球と並ぶ卓球の世界3大タイトルのひとつ「女子ワールドカップ」<10月18~20日/中国・成都>が18日に開幕する。シングルスのみで行われるため"シングルスの世界最強決定戦"ともいわれるこの大会に、日本から出場するのは石川佳純(全農/世界ランク8位)と平野美宇(日本生命/世界ランク9位)。2人は優勝を狙うとともに、いよいよ大詰めを迎えた東京2020五輪 日本代表争いで火花を散らす。

卓球 女子ワールドカップ 試合結果、放送・配信情報

 ひとつの国・地域から2人までしかエントリーできない同大会には、世界卓球や各大陸カップの優勝者をはじめ、そうそうたる顔ぶれが揃う。そのためどの選手とあたっても1勝するのが難しい大会だ。試合は初日に予選グループラウンド(A~D)を行い、2日目から本戦がスタート。

本戦は計16人で争われ、第3シードの石川と第4シードの平野は本戦からの出場となる。2人の前に立ちはだかるのは世界ランク3位の朱雨玲と今年の世界卓球で新女王に君臨した劉詩ブン(世界ランク5位)の中国勢だ。

だが、平野は2016年の同大会で優勝しており、石川も2015年に準優勝を果たしている。2人にとっては相性のいい大会と言えるだろう。

他方、近3大会連続で表彰台に上がっている第5シードの鄭怡静(台湾/世界ランク10位)も難敵。さらに第6シードの杜凱キン(香港/世界ランク11位)、第7シードのフォン・ティエンウェイ(シンガポール/世界ランク12位)も侮れない。そして、台風の目になりそうなのが予選グループラウンドから勝ち上がって来ると思われるチョン・ジヒ(韓国)だ。世界ランクは20位だが、国際大会ではそれ以上の成績を挙げている。

 優勝争いもさることながら、日本の卓球ファンにとって気になるのは東京2020五輪の代表枠を争う石川と平野の獲得ポイントではないだろうか。前週のドイツオープン終了時点で、代表選手が発表される2020年1月までに有効なポイントを見てみると、石川の9855ポイントに対し、平野が10175ポイントと石川を上回っている。だがその差はわずか320ポイント。女子ワールドカップの結果次第では2人の順位が入れ替わる。ちなみに同大会に出場しない伊藤美誠(スターツ)は12305ポイントで日本女子のトップに立つ。

 この勢力図を踏まえ、女子ワールドカップで優勝すれば2550ポイント、準優勝は1915ポイント、3位は1660ポイントを獲得できるため、石川と平野はここで大量得点を狙いに行く。し烈を極める五輪代表争いは、いよいよこの3人の三つ巴の様相を呈してきた。

(文=高樹ミナ)




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