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2019.12.16

【卓球】東京五輪シングルス代表2枠目は石川と丹羽が確実。選考レースに終止符(グランドファイナル・結果まとめ)

石川佳純 写真:西村尚己/アフロスポーツ


12月12日〜15日、中国・鄭州でITTFワールドツアーの年間王者決定戦、グランドファイナルが行われた。

日本からはシングルスに男女計6選手、ダブルス3種目に3ペアが出場。女子シングルスで伊藤美誠(スターツ/世界ランク4位)がベスト4、混合ダブルスでは水谷隼(木下グループ/同14位)/伊藤美誠ペアが準優勝。また女子ダブルスでは木原美悠(JOCエリートアカデミー/同51位)/長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園/同58位)が初優勝を果たした。

そして、東京五輪シングルス代表が決まる大一番としても今大会には大きな注目が集まった。伊藤美誠に次ぐ、女子シングルス2枠目を争う石川佳純(全農/同10位)と平野美宇(日本生命/同11位)は、「同じラウンドで敗れればポイントで上回る石川が代表権獲得」、「平野が石川よりも上のラウンドに進めば平野が代表権獲得」という状況。

先に試合が始まった石川は中国選手に敗れて初戦敗退。これで平野が勝てばポイントで逆転することができたのだが、平野も中国選手に敗北。2枚目の切符を懸けた両者の戦いは、僅差で石川に軍配が上がった。

水谷隼 Photo:Itaru Chiba


同様に、男子でも水谷が今大会でベスト4入賞を果たせば、2番手の丹羽孝希(スヴェンソン/同12位)を抜き、シングルスの代表権を獲得できる逆転のチャンスがあったが、水谷は初戦敗退(ベスト16)。これで、張本智和(木下グループ/同5位)と丹羽孝希が男子の東京五輪シングルス代表を確実とした。

シングルスの代表権を逃したものの、混合ダブルス&団体戦メンバーとして東京五輪に出場できる可能性が残っている水谷隼。伊藤とのペアリングで何としても結果を残したい今大会の混合ダブルスは、初戦でフランスペアを一蹴し、続く準決勝でも強豪の香港ペアにストレート勝ち。

決勝は、東京五輪金メダル最有力候補と言われる世界王者ペアの中国・許キン(同1位)/劉詩雯(同3位)に対して、序盤は互角以上のプレーを見せたものの2-0からの逆転負け。優勝して五輪への道につなげたかった水谷だが、今大会はあと一歩及ばなかった。

水谷隼/伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba


一方、代表選考レースのプレッシャーはなく、伸び伸びとしたプレーを見せたのが15歳の木原美悠、17歳の長﨑美柚の「ダブルみゆう」。

世界ジュニアでも優勝しており今最も勢いがあるフレッシュペアは、準決勝で世界王者の中国ペアを大逆転で退けると、決勝でも強敵の韓国ペアに完勝。怖いもの無しの果敢なコンビネーションプレーで一気に世界の頂点に駆け上がった。

木原美悠、長崎美柚 Photo:Itaru Chiba



【各種目メダリスト】
●男子シングルス
優勝:樊振東(中国)
準優勝:馬龍(中国)
3位:許キン(中国)、林高遠(中国)

●女子シングルス
優勝:陳夢(中国)
準優勝:王曼イク(中国)
3位:伊藤美誠(日本)、王芸迪(中国)

●男子ダブルス
優勝:樊振東/許キン(中国)
準優勝:廖振珽/林イン儒(台湾)
3位:梁靖崑/林高遠(中国)、ボル/フランツィスカ(ドイツ)

●女子ダブルス
優勝:木原美悠/長﨑美柚(日本)
準優勝: チョン ジヒ/ヤン ハウン(韓国)
3位:孫穎莎/王曼イク(中国)、陳思羽/鄭先知(台湾)

●混合ダブルス
優勝:許キン/劉詩ブン(中国)
準優勝:水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)
3位:林イン儒/鄭怡静(台湾)、コウ鎮廷/杜凱キン(香港)

【日本選手の結果(最終ラウンドの対戦記録)】
●男子シングルス
張本智和【ベスト8】3-4 許キン(中国)
水谷隼【1回戦敗退/ベスト16】1-4 カルデラノ(ブラジル)

●女子シングルス
伊藤美誠【ベスト4】1-4 陳夢(中国)
佐藤瞳【ベスト8】0-4 伊藤美誠
石川佳純【1回戦敗退/ベスト16】0-4 劉詩ブン(中国)
平野美宇【1回戦敗退/ベスト16】1-4 王芸迪(中国)

●女子ダブルス
木原美悠/長﨑美柚【優勝】3-0 チョン ジヒ/ヤン ハウン(韓国)
平野美宇/芝田沙季【1回戦敗退/ベスト8】1-3 陳思羽/鄭先知(台湾)

●混合ダブルス
水谷隼/伊藤美誠【準優勝】2-3 許キン/劉詩ブン(中国)

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