渋谷南署のファンタジスタ、野田修一です。
怨み屋はショートの茶髪だった訳で。
あれも実はカツラで、その下には高校野球児を髣髴させる五分刈りが・・・と想像すると眠れない熱帯夜。
朝一でシーンを撮り終え控え室に戻ると、丁度メイクをしている怨み屋さんが。
天気もよく清々しい朝だったので、さわやかに挨拶してみよう。
「ヘーイ!グッモーニン、ミス・アンダーツリー(木下)!」
振り返ったその顔は、切れ長の美しい目を持った怨み屋嬢・・・ではなく、何事か?とキョトンしている全くの別人。
お互い顔を見合わせる事1.3秒。
「あ・・・あははは〜、すいませ〜ん、ボクの勘違いでしたぁ。初めまして、ハンサム刑事・野田のマイク・ハンです。」
「あ・・・初めまして、美帆役の鈴木蘭々です。」
後ろからだと背格好や髪型が似てるんだもん。
あ〜恥ずかスィースィースィートポテト。
そんな中、最近警部はブツブツブツブツ・・・
ウラミヤだの、ロングの黒髪の女?
あ〜うるさい。だからそんなのいないっつうの!
おかげで俺まで気になりだしてしまった。
今日も警ら中に・・・ロングの黒髪の女発見!!

くそぅ、マネキンか。
街は怨み屋フィーバーぢゃないか。はっはっは
先日は情報屋さんが他局にご出演。
ホキマ情報研究所の映像もバッチリ映っておりました。
が、研究所外の階段に座り、ものすごい形相でタバコをふかしていたスタッフT氏が映っていた事を俺は見逃さなかった。
なぜ彼はそこまで厳しい顔をしていたのだ?
その答えは恐らく研究所内にある。
連日30度を越す猛暑の中、ホキマの撮影は室内を閉め切って行う。
体感温度はゆうに40度を超えるのではないだろうか。
まさしくサウナ状態。
スタッフは玉のような汗を額に浮かべながらも仕事に集中する。

しかし画面に映る怨み屋と情報屋は暑い暑いと言っていられない。
辛い気持ちを押し殺し、室温を感じさせない表情で芝居を続ける。
いやぁプロだね。
前述のT氏のように、部屋から出てくるスタッフはみんな鬼の形相になっているという訳だ。
シーンの合間を探してモニターチェック&クールダウン中の3人。
ん?情報屋は何をみている?

クーラーボックスで涼んでいるリンダちゃんでした。

シュウのメガネ姿も凛々しいぞ。

登場の度に色んな衣装を身に纏うので彼の七変化は要チェックや!
野田はややサウスポー
つづく
by 野田巡査 on 2006年8月25日
渋谷南署の赤いトラクター、

です。
アピールむなしく、ロケ弁は依然変わらず。
「あ!もしかしてクランク・アップしたら温泉旅行っていうつもりなのかもね!」
「違うよ!多分Part2でハワイロケだよ!」
現実味の低い期待を込めた会話で無理やり盛り上がるか弱き子羊達。
事件を一向に解決できない刑事コンビのイライラがつのってか、警部が待ち時間中に行う取調べは尖った刃物のように鋭い。
怨み屋さんや里奈が携帯をいじってるのを発見しようものなら
「誰にメールしてんの?」
から始まり、
「何て返信するの?」「誰と会うの?」「どこで会うの?」「何時に会うの?」「何食べに行くの?」
「なんて店?」
など、細部にわたって徹底的に調査。
娘といってもおかしくない年齢差なので親心が芽生えているのだろう。
現場でも和気あいあいな怨み屋ファミリーは日曜の夜に例えると
警部・・・・波平
情報屋・・・マスオさん
怨み屋・・・サザエさん
十二月田・・十二月田
シュウ・・・カツオ
里奈・・・・ワカメ
野田・・・・タラちゃん
といったところか。
今度ハンちゃんに「テケテケテ〜ン♪」と音が鳴る装置を靴につけてもらおう。

ロケバス内はいつも活気に溢れている。
あ、ドラマの話しなきゃ!
劇中、警部と足長デカ・野田が田之島を尾行しアパートから公園までいくというシーン。
実際はアパートでのカットを先に撮り、公園のカットを別日に撮った。
おりしも季節は梅雨真っ只中。
台本上設定されていない雨に撮影隊は悩まされる。
・アパート前での撮影=快晴
・公園での撮影=にわか雨ドバッ
公園の土はグチョグチョで、これじゃぁ物語が繋がらないんじゃない?
監督 「出た時は晴れてて、急ににわか雨が降ってまた晴れたって事だね」
あの、すみません。そんなの視聴者には伝わらないっス。
野田のお盆休みは一人寂しく過ごした。
つづく
by 野田巡査 on 2006年8月18日
渋谷南警察署のマスコットボーイ、野田修一です。
いよいよ原作の超人気キャラ十二月田活躍の回。
あの格好もさることながら、「チュチュン」「ラブラブ光線」など実写版で見れる喜びをファンは待ち望んでいたハズ。
渋谷での撮影中、通り過ぎる女性達が十二月田を見て
「キモーい!」
酷い物を見たかのように顔を背ける。
しかしこれは十二月田的に最高の褒め言葉だったのではないだろうか。

十二月田の部屋セットはかなり細かく作られている。
デスク上のアイテム一つ一つにこだわりが。

このフィギュアの顔も全て手作りだ。
十二月田のオタク具合の表現には妥協はどこにもみあたらない。
ところで撮影中によくある1コマ
“突然背後から肩・背中を指圧される”
演者さんもスタッフさんも連日の過労で全身ゴリゴリのコリゴリ。
疲労のオーラを放った背中を見つけると思わずPush!
現在名実共に独走中なのは、劇中番組「電脳探偵K」に登場するババリアン星人として女優デビューを果たしたメイクさん、キャサリン・瀬田・ジョーンズ(仮名)。
これまで色んな現場で指圧を受けたが、彼女の親指は神の領域に達しようとしている。
ある時スタジオの柱に寄りかかっていると、背後から突然腰をPush!
瀬田さんか。
さすがのテク・・・あれ?
「あふぅ・・・おう・・・あう・・・・あ・・・」
官能小説の一節かのごとく、思わず息が漏れる。
こ、これは瀬田さんじゃない!
振り向いた目線のすぐ先には、十二月田のドアップ。
恐るべし秋葉原のあやや。
モノマネだけじゃなく、マッサージの腕も超一流だ。
モノマネといえば・・・
最近ロケバス内ではモノマネがちょっとナウい。
警部が練習中の田中邦衛さんを披露すれば、俺は得意のケイン・コスギで応酬。
そんな中シーンを撮り終えた十二月田がバスに帰還。
十 「何やってんの?」
皆 「モノマネ大会です」
十 「へぇ〜、ちょっとやってみてよ」
!?
十二月田にモノマネをみてもらえる機会はそうない。
似てる似てる!と褒めてもらおう。
渾身の十八番、マッチをぶつけてみた。
十 「あ〜、もう二度とやらないほうがいいね。」
そよ風がとても優しく感じた。
つづく
by 野田巡査 on 2006年8月11日
渋谷南警察署の羊の皮をかぶったヤギ、野田修一です。
祝!高視聴率!
オメデトウ!ワーイワーイ、パチパチ!
やはりこの超攻撃的テーマが、腐敗しきった東京砂漠に一喝入れている表れなのだろうか?
しかしそんな皆の頑張りとは裏腹に、実のところ我々刑事は全然活躍していない。
走り回ったり聞き込みをしたりと肉体的には頑張っているのだけど、ここまでなんの事件も解決できていないダメっぶり。
ロングの黒髪の女とは結構遭遇してるんだけどなぁ・・・
警部の“悪の匂いセンサー”もそろそろオーバーホールが必要だ。
視聴率がもう少し上がると、ロケ弁が某高級焼き肉店の豪華弁当へアップグレードになるという噂があるとかないとか。
今回も結構キワどいストーリー展開になっている。
拉致暴行シーンは物議を醸し出しそうな勢いだけど、やはり“怨み”に繋がる事件の緊迫感・凶悪感の表現は避けては通れないところ。
実はその廃工場シーンの撮影中アクシデントが発生。
そりゃぁ
「キャア やめてぇ!」 とか 「助けてぇ!」
など叫び声が響けば近所の人達も無視できませんよ。
となると → 警察に通報
ご近所さん、あなた達の判断は間違っていない。
パトカー到着。
いくら撮影とはいえ、倉庫内の露わな状態を見せるのもちょっと・・・
すぐさまドアを閉め、スタッフが警官の対応に回る、ハズ
「はい、責任者は誰?」
当然の質問に・・・
あれ?みんな消えた。
本物の方々が現れたと思ったら、その場に居合わせたスタッフやマネージャーさん達はサッと離れてしまったというのはあまりにも有名な話。

「ええ、あれはまさに忍者を見ているようでしたよ・・・」
現場を目撃した助監督E.I氏
事情を説明した制作担当坂井氏により事なきを得たが、彼は消えた忍者達に確かな怨みを抱いたという。
結局面倒な役割は全部俺なんだ!
そういえば原作者である栗原正尚(しょうしょう)氏が特別出演している。
さて、どこにいたでしょう・・・・か!
正解者には、例えば8頭身色黒デカ・野田と1日デート権。
あ、女性のみの受付で、水着審査もあります。
ヒント:ダーツバーのバーテンダー
野田は写真を貼る事を覚えた。
つづく
by 野田巡査 on 2006年8月 4日